本科 尾州産地テキスタイル課外研修

尾州テキスタイル研修レポート」本科 西澤 彩希

9月19日、日本最大の毛織り物産地である尾州の織物について学ぶため、私たちは3ヶ所の施設を訪れました。
京都からバスに揺られて約2時間半、岐阜県羽島市にある『テキスタイルマテリアルセンター』に到着しました。
こちらの施設は、日本全国のファッション衣料用素材を集めた国内最大のテキスタイル資料館です。
出迎えてくれたのは大量の生地。素材を毎年追加しているとの事で、色とりどり、素材もさまざまな生地が部屋全体に並んでいました。実際に手に取り、触れながらデザイナーの方による素材講習を受けました。

まず、ファンシーツイードを中心に制作されている足立さんの講習を受けました。
たくさんの生地を用意して頂いた足立さんは、一つ一つ生地を見せてくれて、制作工程やその生地が出来るまでの流れを語って頂きました。制作に対する情熱が伝わってきて、その情熱がより良いもの作りへの活力になるのだと思いました。珍しい技法や素材を用いる事で、生地にさまざまな表情が生まれます。
足立さんは「普通の事では認められない。尾州の限界を考えて制作している」と仰っていました。
中でも印象に残っているものが左右の柄が違うジャケットです。隣り合う柄の中心に縫い合わせはなく、織り方を工夫して一枚の生地に柄が織られていました。今までの経験と技術、そして挑戦する心意気があったからこそ生み出された生地に触れられ、とても幸せで贅沢な時間を過ごせました。

「失敗した事を積み重ねて、どうやったらうまくやれるか考える」足立さんも過去にとんでもない失敗をしたと仰っていました。私は今までの織りの授業で、失敗ばかりしていると感じていました。糸が絡まったり、緯糸が飛んでいて何センチも前に戻ったりしていて時間に焦り、思い通りに進まない自分にもどかしさを感じていました。
そんな時に聞いた足立さんのこの言葉に私は励まされました。今までした失敗は今後の役に必ず活かせるだろうし、失敗しても挑戦する事が大切なんだと学びました。

続いて、ジャカード織物をメインに企画から販売まで幅広く活躍されている岩田さんの講習を受けました。
岩田さんには、染色された糸や、織物の設計図にあたる紋図などを見せていただきました。
それらの中に、たくさんの丸い穴が開いた厚紙がありました。これは、紋紙と呼ばれるジャカード織機に付属し、
その穴を読み取って柄を織る、言わば柄のデータです。複雑な模様になるほど紋紙の枚数は増えます。
岩田さんはこの紋紙を見ただけで、ある程度どのような柄が織られるかがわかるそうです。

今まで培ってきた豊富な知識を、足立さんや岩田さんは私たちにわかりやすいように教えてくださいました。
織物というのは、どの工程も緻密で繊細で、仕組みを理解するのは難しいですが、織りあがったものを見ると、
達成感や感動が生まれます。その分だけ根気や技術力が試されますが、二人の講義を受け、努力すれば素晴らしいものを生み出すことができるのだと痛感しました。

次に、愛知県一宮市にある「葛利毛織工場株式会社」さんへ見学に行きました。
こちらは主にメンズスーツ生地を制作されている工場です。懐かしさのある佇まいの工場は、昔から使われているションヘル織機のガシャンガシャンというリズミカルな音が響いていました。
ションヘル織機は人の手が加わります。私たちが普段学校で使う手織り織機同様、経糸・緯糸の準備、整経、綜絖通し、筬通しもすべて手作業で行われ、根気と熟練された技術を要します。
綜絖・筬通しの作業は大体6000本位の糸を通すのに3日はかかるらしく気の遠くなりそうな作業に圧倒されました。そして製織は1日に10mくらいしか織れないとのことです。
スピードと大量生産を重視される現代でなぜ時間と手間のかかるションヘル織機にこだわるのか、それは手織りの風合いを保つ為だそうです。ションヘル織機の特徴は、低速で織り進めるため、繊維を傷めることなく優しく丁寧に織られていきます。そのため手触りが柔らかくしなやかさある生地が出来上がるそうです。そうして作られたスーツに魅了され、芸能人や海外ブランドからオーダーされています。
工場を見学していて一番に感じたことは、従業員の方が織機と寄り添いながら作業をしていたことです。
一つ一つの作業を大切にされており、織りあがった後もミスがないか入念にチェックされています。
そうしたことが信頼につながり、世界進出できたり、価値があるものと認められるのだと思いました。

最後に伺ったのは岐阜県羽島市にある「三星染整株式会社」さんです。
繊維素材の染色・整理加工をしている工場での加工風景を見学させていただきました。取り扱っている繊維素材は幅広く、天然繊維から合成繊維まで加工を行っています。機械によるさまざまな加工技術を見せていただきました。加工されたものは最終的に検査が行われます。生地の幅、色、風合い、キズがないかなど、目視で検査されています。出荷後も何か不具合があった時などのために管理カードがあるとの事です。

生地はさまざまな工程を経て私たちの手元に届きます。
今まで当たり前のように生地に触れていた事が、実は多くの方が関わったからこそ出来たものだと学びました。
今回の見学で、テキスタイルの奥深さを知る事ができ、今後の制作の意欲を高める事ができました。

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足立氏講義の様子                  岩田氏講義の様子
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葛利毛織工場株式会社
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三星染整株式会社

「Made in Japanを支えること」本科 岡田 弥生

ここ10年ほど、日本の伝統工芸は世界で注目を集めつつあります。
第2次世界大戦に敗戦してから、日本人はアメリカやヨーロッパ各国に追いつこうと必死に努力をしてきました。
その結果、世界のどこにも負けないもの作りの文化が生み出され、一方で、日本の伝統文化は高齢化が進み後継者不足に頭を抱える時代を迎えました。

伝統を守り続けることは、新しいものを生み出し続けることでもあると学んだ尾州への研修。お話をしてくださった方々が、尾州でもの作りをしているということに誇りを感じている様子に大変刺激を受けました。

テキスタイルマテリアルセンターでは、お二人のデザイナーの方にお話を聞くことができました。ツイードを得意とされている足立さんのお話からは、新しいものを生み出し続けることの面白さと大変さを学びました。足立さんが生み出したテキスタイルはどれも斬新で、フィルムを織り込むような素材使いから、出来上がった布地からあえて糸を抜くなどの発想には伝統を超えたもの作りの面白さを感じました。続いてジャカード織を専門とされてる岩田さんのお話は、織機をいかに人が操るかで、織物に無限の可能性を見出すことができるように思えました。岩田さんに見せていただいた鳥模様の織物は一羽の中に様々な織り方がなされており、ただ色を変えたりするよりも味のある鳥が浮かび上がっていました。

お二人の話では、世界のファッションシーンを牽引するようなメゾンからもオーダーが来るということでした。
ファッションデザイナーとどのように仕事をするか。彼らの求めるものをどのように布に表現し、できないことははっきりと伝え、できることを最大限のものを作り上げるテキスタイルデザイナーという仕事についてもお話が伺え、貴重な経験となりました。

続いて、スーツ等を生産している葛利毛織の工場を見学させていただきました。現在では高速織機が普及し、大量の布地を短時間で織り上げることが当たり前となっている中、低速だからこそ手織りの風合いを残した布を織ることができるションヘル織機を昭和初期より使い続けられているそうです。そちらで織られたという布地は、確かに空気を含んだような柔らかさのあるものばかりでした。

最後に三星染整の整理加工工場を見学させていただきました。今まで、スクールでは織ることを中心に学びましたが、製品になるまでには織りあがったものにこんなにもたくさんの工程を経て加工を施さなければならないのかということに驚きました。何度もサンプルを作成し、その布地に最適な外観と触感を作り上げることは、きっと私が想像する以上に難しい作業だったと思います。

made in Japanの製品が世界で注目される今日、尾州で作られているような力強い日本の伝統を何らかの形で支える人材になりたいと強く感じました。

ニュースレター 2017年9月号 配信しました

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みなさん、お元気ですか。

スクールの2階アトリエからは「シャー トントン」「シャー トントン」と
杼が走る音、機を織る音が気持ち良く響いてきます。
春からデザインしてきた着物が、いよいよ織りあがります。
絹を織る音は、緊張感がありとても美しいです。
秋にはフィンランドから留学生が着物を学びに来るので、更に機音が賑やかになりそうです。

来週は、日本で最大の毛織物産地「尾州」へ研修に出かけます。
その様子は、後日ブログやfacebookでお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧下さい。
                   
                       ディレクター 山本 梢恵

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(1)ブログ更新のおしらせ
(2)10月ワークショップのご案内
(3)オープンスクールのご案内
(4)支払い方法のご案内
(5)寮のシャワールーム完成のお知らせ
(6)編集後記

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(1)ブログ更新のおしらせ

2016年留学生コース 絣基礎・絣応用I II III Katarina Oberg (英語ブログ)
http://kawashimatextileschool.blogspot.jp/2017/09/katarina-oberg.html

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(2)10月ワークショップのご案内

10月に開催されるワークショップをご紹介します。

・手織り布の縮絨
10月2日(月)~4日(水) …〆切 9月22日(金)
洗うと縮絨(しゅくじゅう)するラムウールと、洗っても縮絨しないシルクモールを使って
織ったマフラーです。単なる平織りですが、ラムウールの部分をオープンセットにして織り、
仕上げに洗濯機で洗って縮絨すると、経と緯がモールのところは縮まずポコポコ、モコモコの
表情が現れます。今回はラムウール、シルクモール共に白糸で織り、その後お好みの色に
染めた後、縮絨します。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/syukujyu-1-2017?instance_id=964

・綴織基礎
10月10日(火)~14日(土) …〆切 10月2日(月)
タペストリーや緞帳などに多く用いられている綴織を、9種類の基礎テクニックを通して学びます。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/tudureorikiso-2017?instance_id=981

・ホームスパン
10月11日(水)~ 14日(土) …〆切 10月2日(月)
ホームスパンは、羊毛を手紡ぎ、手織した布で、ウールの特性を生かした独自の風合いをもつ
軽くて暖かい織物です。その特徴は、紡ぎだけでなく織・縮絨仕上げからも生まれます。
紡ぎ糸がどんな布になるか、織計画・製織・縮絨とホームスパンの基本の工程を実習します。
糸紡ぎは時間がかかりますので、各自ご持参下さい。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/homespan-2017?instance_id=980

・ほぐし絣で織る布
10月16日(月)~20日(金) …〆切 10月6日(金)
ほぐし絣は、銘仙の着物などにも使われている古くからある技法です。
まず経糸を織機にかけ、粗く仮織りし機から降ろします。その仮織りした経糸に模様を染め、
再度機にかけ織ります。この講座では、綿糸を使い、薄地で少し張りのある布を作ります。
テーブルランナーや雑貨などイメージして、素敵なデザインで織ってみましょう。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/hogushikasuri-2017?instance_id=979

・染色基礎
10月25日(水)~27日(金) …〆切 10月16日(月)
糸染めの基本を学びます。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/sensyokukiso-2-2017?instance_id=971
・組織がわかる5日間
現在キャンセル待ちとなっております。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/soshiki5-2-2017?instance_id=1021

ワークショップ講座のお申し込みがウェブより可能になりました!
以下リンクより必要事項を記入してお申し込みください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/workshop-form

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(3) オープンスクールのご案内

学内施設見学、コース説明、個人相談などを行っていますので、
どうぞお気軽にお越し下さい。個別にご対応しますので、
ご希望の日時を事前にご連絡くださいますようお願いします。
http://www.kawashima-textile-school.jp/openschool.html

2018年度専門コース本科の願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_advance.html

2018年度技術研修コースの願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_technical.html

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(4)支払い方法のご案内

受講料等の支払い方法として、クレジットカード・コンビニ・ペイジー決済が利用可能となりました。
手続きはウェブ上で行いますので、インターネット環境がある方のみご利用いただけます。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/workshop.html#workshop_form

また、スクール窓口でもクレジットカードをご使用いただけるようになりました。

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(5)寮のシャワールーム完成のお知らせ

シャワールームが完成しました!
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/2017/06/13/4227
もう一方の浴室も工事が完了し、まもなくご利用いただけます。

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(6)編集後記

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次回のニュースレターをお楽しみに。

公式facebookページでホームページ更新のお知らせや学校の様子をアップしています。
「いいね!」ボタンを押して頂くとニュースフィードで更新情報がご覧いただけます。
よろしければご参加下さい。
https://www.facebook.com/KawashimaTextileSchool

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○本ニュースレター記載の情報は、発行日当日のものです。

○メール配信を希望される方は、以下のリンクからご登録をお願い致します。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/newsletter

お問い合わせフォームはこちら:
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/contact
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配信元情報
川島テキスタイルスクール
〒601-1123 京都市左京区静市市原町418番地
TEL:075-741-3151 (代) FAX:075-741-2107

ニュースレター 2017年8月号 配信しました

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残暑お見舞い申し上げます

暑い日が続いていても、秋の気配が見え始めてきました。
朝晩吹く風に少しずつ涼しさが混じるのを感じ、
空を見上げればうろこ雲やいわし雲が秋の訪れを知らせてくれています。

スクールでは、シャワールームに続き、浴室のリニューアル工事を進めております。
白をベースにした、とても明るく心地よい空間へリノベーションします。
どうぞ楽しみにお待ちください。

ディレクター 山本 梢恵
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 =INDEX=
(1)ブログ更新のおしらせ
(2)9月ワークショップのご案内
(3)支払い方法のご案内
(4)オープンスクールのご案内
(5)寮のシャワールーム完成のお知らせ
(6)編集後記
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(1)ブログ更新のおしらせ

本科生織実習「綴織」本科 宮原麻衣
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/2017/08/17/4381

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(2)9月ワークショップのご案内

9月に開催されるワークショップをご紹介します。

・織物がわかる5日間
9月12日(火)~16日(土) …〆切 9月4日(月)
織りの基本を短期間で学ぶコースです。
サンプル織の後に、同じ経糸でテーブルマットを織ります。
機や道具、糸に慣れ、織ることを楽しみましょう。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/ori5-3-2017?instance_id=987

・ノッティングでラグづくり
9月13日(水)~16日(土) …〆切 9月4日(月)
1人用25cm×25cm の小さなウールのラグです。
あなたのお部屋や椅子にノッティングの技法を使ったオリジナルラグを作ってみませんか。
幾何学模様や動物など自由にデザインして織ります。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/knotting-2017?instance_id=986

・シルクステンレス糸で織るストール
9月19日(火)~ 22日(金) …〆切 9月11日(月)
極々細いステンレスを芯に、シルクを覆うように撚糸したシルクステンレス糸。
この糸を使って織ると、ステンレスの張りがあり形状記憶のような効果が出て、
フラット又はリンクル(シワ)両方の布の表情を楽しめる布になります。
シルクステンレス糸にカベ糸と柞紡の3種類の糸を使い、平織りで透け感が清々しいストールを織ります。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/silksten-2-2017?instance_id=984

・二重織りのフェルトラグ
9月25日(月)~29日(金) …〆切 9月15日(金)
ウールの“縮む”特性を活かした二重織りのフェルトラグの技法を紹介します。
敷物としてしっかりしたものにすると同時に厚みを出す為の縮絨の工程を経て仕上げます。
最終的には織り上がりから約15% 縮んだものになります。
4 0cm巾で織って小さな玄関マットをつくります。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/nijyufelt-2-2017?instance_id=983

・古の色を染める
9月19日(火)~21日(木)は、現在キャンセル待ちとなっております。

ワークショップ講座のお申し込みがウェブより可能になりました!
以下リンクより必要事項を記入してお申し込みください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/workshop-form

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  (3)  支払い方法のご案内

受講料等の支払い方法として、クレジットカード・コンビニ・ペイジー決済が利用可能となりました。
手続きはウェブ上で行いますので、インターネット環境がある方のみご利用いただけます。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/workshop.html#workshop_form

また、スクール窓口でもクレジットカードをご使用いただけるようになりました。

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(4)オープンスクールのご案内

学内施設見学、コース説明、個人相談などを行っていますので、
どうぞお気軽にお越し下さい。個別にご対応しますので、
ご希望の日時を事前にご連絡くださいますようお願いします。
http://www.kawashima-textile-school.jp/openschool.html

2018年度専門コース本科の願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_advance.html

2017年度技術研修コース(後期)の願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_technical.html

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(5)寮のシャワールーム完成のお知らせ

シャワールームが完成しました!
寮に滞在される際は、ぜひご利用くださいね。(女性限定です)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/2017/06/13/4227

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(6)編集後記

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次回のニュースレターをお楽しみに。

公式facebookページでホームページ更新のお知らせや学校の様子をアップしています。
「いいね!」ボタンを押して頂くとニュースフィードで更新情報がご覧いただけます。
よろしければご参加下さい。
https://www.facebook.com/KawashimaTextileSchool

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○本ニュースレター記載の情報は、発行日当日のものです。

○メール配信を希望される方は、以下のリンクからご登録をお願い致します。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/newsletter

お問い合わせフォームはこちら:
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/contact
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配信元情報
川島テキスタイルスクール
〒601-1123 京都市左京区静市市原町418番地
TEL:075-741-3151 (代) FAX:075-741-2107

織実習「綴織」 本科 宮原麻衣

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学校の玄関に飾られた8枚のタペストリーを見て、この約一ヶ月間の綴織に浸かった日々を思い出し、
感慨深いものがありました。

綴織は経糸の下に織り下絵を置き、その下絵に沿って緯糸を爪や櫛で掻き寄せながら織っていきます。
初めの頃は私自身の不器用さも相まって何度も先生に助けを求めなければ上手く織り進められず、
もどかしい気持ちを感じる日々が多かったです。しかし続けていく中で、緯糸を一越一越入れていくことによって、まるで絵を描いているように下絵がだんだんと布の上へと浮かび上がってくる様子に、
綴織の魅力を感じ、面白さを感じ始めるようになりました。

基本的な技法を一通り学んだ後、最後の課題として「花」をテーマに自らデザインを進め、
各自タペストリーを完成させることとなりました。

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デザイン画

デザインを考える際、夏休み前までの約2週間という期日があったのもあり、
やってみたいと思うデザインと始めて間もない今の自分の技量とを考えながら作成していくのは難しく、
原画完成にも多くの時間を要しました。

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完成作品

原画が完成し織り進めていく過程でもやはり悩み、手が止まってしまうことが多かったです。
しかしその中でも、これまで学んできたことを活かし「ここはこの織り方の方が上手く表現できるかも、、、」等と未熟ながらも自分で考え進められたことは、大変に思う部分もありながらも、今まで以上に出来上がっていく過程を楽しむことができたと思います。
そして、最後に完成したタペストリーを見た時には、達成感とともに少しでも成長できている自分にも気づくことができ、とても嬉しく感じました。

これからも一つ一つ作品を確実に完成させながら成長していけたらと思います。

夏期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら下記の期間におきまして夏期休暇とさせていただきます。

夏期休暇:8月10日(木)~8月16日(水)

なお、商品の発送分締め切りは8月8日(火)受注分まで、
最終出荷は8月9日(水)とさせていただきます。
※在庫状況により、最終出荷日までに商品が発送できない場合があります。

期間中にいただきましたご注文、及びお問い合わせにつきましては、
8月17日(木)以降に順次回答させていただきます。
なお、期間中はFAXまたはメールでのご注文をよろしくお願い致します。

当スクール宛のお荷物は16日正午以降での配送をご指定ください。

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ニュースレター 2017年7月号 配信しました

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九州地方では豪雨により大きな被害が発生しています。
みなさま、くれぐれもお気をつけ下さい。

さて、いよいよ本格的な夏の訪れです。
昔から暑い夏に江戸の人が好んできた食べ物は、みりんと甘酒だったそうです。
醗酵食品は免疫を獲得できる食べ物であり、
同時に発酵菌がビタミンやアミノ酸などの滋養成分をつくってくれます。
今、改めて甘酒の人気が高まっています。
「飲む点滴」「飲む美容液」ともいわれているみたいです。
暑さに疲れた体に醗酵食品を取り入れて、アクティブな夏をお過ごし下さい。

スクールでは、現在3 人の留学生が絣の作品を制作しています。
それぞれユニークな視点でデザインをしているので、専門コースの学生
たちにもいい刺激になっています。

                       ディレクター 山本 梢恵
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=INDEX=
(1)夏期休暇のお知らせ
(2)ブログ更新のおしらせ
(3)8月ワークショップのご案内
(4)支払い方法のご案内
(5)オープンスクールのご案内
(6)寮のシャワールーム完成のお知らせ
(7)編集後記

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(1)夏期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら下記の期間におきましては夏期休暇とさせていただきます。

夏期休暇:8月10日(木)~8月16日(水)

商品の発送締め切りは、8月8日(火)受注分まで、
最終出荷は8月9日(水)とさせていただきます。
※在庫状況により、最終出荷日までに商品が発送できない場合があります。

期間中にいただきましたご注文、及びお問い合わせにつきましては、
8月17日(木)以降に順次回答させていただきます。
なお、期間中はFAXまたはメールでのご注文をよろしくお願い致します。

当スクール宛のお荷物は16日正午以降での配送をご指定ください。

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせフォームはこちら:
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/contact

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(2)ブログ更新のおしらせ

本科生織実習「布を織る」本科 鈴木しなの
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/2017/06/29/4238

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(3)8月ワークショップのご案内

8月に開催されるワークショップをご紹介します。

※誠に勝手ながら、スクール夏期休暇を挟む為、
申込締切日が通常より早めになっております。

・竹糸で織る紗のストールと絽のランチョンマット
紗、絽、羅は隣り合う経糸を綟(もじ)って(絡み合わせながら)織る特殊な織物です。
今回は紗と絽をご紹介します。綟ることでできるすき間は風通しもよく、
夏物の衣料などに適しています。紗に平織りを組み合わせた絽は、
着物の夏帯にも使われ、紗よりもしっかりした風合いがあります。
2017年8月17日(木)~20日(日)  …〆切 7月27日(木)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/takeito-2017?instance_id=995

・沖縄の経浮花織
手花(てぃーばな)は経糸を手ですくいながら色糸を入れ模様を作っていきます。
かわいらしい花のような経浮織を楽しんで頂きたいです。
沖縄の手巾(ティサージ)という手ぬぐいにもよく使われています。
2017年8月22日(火)~25日(金)  …〆切 7月27日(木)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/okinawahana-2017?instance_id=993

・バックストラップ基礎編
はじめてバックストラップルーム(腰機・後帯機)を学ぶ人のための入門講座です。
現代マヤ地域(メキシコ、グァテマラ)の民族衣装の織物に最も一般的に使用されていて、
経糸を保持するための腰当を備えた、数本の棒と刀杼で構成される原初的な構造の機です。
本講座では、腰機具の製作および基本的な経糸の整経、機掛け、平織製織手順、織終い、
機の分解等の基礎的な腰機の機織操作技法の習得が主な内容です。
2017年8月17日(木)~20日(日)  …〆切 7月27日(木)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/backstrapkiso-2017?instance_id=996

・バックストラップ応用編 トトニカパンの織腰布
グアテマラ・トトニカパンで織られている細幅の装飾経糸浮紋織(仮称)は
密度の高い経地合の平織地に文様中筒、紋様綜絖、織ヘラ(細刀杼)を操作し、
紋様に関係する上経糸、または上下経糸を任意に地組織から浮かせて経糸浮紋様を構成する紋様織物です。
装飾経糸浮紋織は、腰機による紋様織技法としてはかなり高度な織技法ですが、
細幅の帯織物なので経糸の数も少なく、基本的な織手順を理解し、
織ヘラ(細刀杼)の操作手順を習得すれば、容易に紋様を織り出すことができます。
2017年8月22日(火)~25日(金)  …〆切 7月27日(木)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/backstrapouyou-2017?instance_id=992

・スピニング
紡毛機を使い羊毛から手紡ぎ糸をつくります。
紡毛糸と梳毛糸の2 タイプの紡ぎと編み物に多用される双糸の撚り合わせを、
汚毛の洗毛を始め糸の仕上げまでの全工程と、手紡ぎならではの楽しい
カラーブレンドも交えて実習します。
2017年8月28日(月)~ 9月1日(金)  …〆切 8月18日(金)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/spining-2-2017?instance_id=991

・はじめての絣 シルクのクッション
絣は機織前に予め文様に従って染め分けた糸(絣糸)を用いて織り上げた文様織物です。
タッサーシルクを使って経緯絣のクッションカバーを織り、縫製しクッションを完成させます。
その過程において<絣のデザイン><糸括り><糸染め><織り方>絣の全行程を学ぶ事ができ、
今後の織世界が広がる講座です。
2017年8月29日(火)~9月2日(土)  …〆切 7月27日(木)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/ai1ec_event/hajimetekasuri-2017?instance_id=990

・組織応用
2017年8月21日(月)~25日(金)は、現在キャンセル待ちとなっております。

ワークショップ講座のお申し込みがウェブより可能になりました!
以下リンクより必要事項を記入してお申し込みください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/workshop-form

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(4) 支払い方法のご案内

受講料等の支払い方法として、クレジットカード・コンビニ・ペイジー決済が利用可能となりました。
手続きはウェブ上で行いますので、インターネット環境がある方のみご利用いただけます。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.kawashima-textile-school.jp/workshop.html#workshop_form

また、スクール窓口でもクレジットカードをご使用いただけるようになりました。

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(5)オープンスクールのご案内

学内施設見学、コース説明、個人相談などを行っていますので、
どうぞお気軽にお越し下さい。個別にご対応しますので、
ご希望の日時を事前にご連絡くださいますようお願いします。
http://www.kawashima-textile-school.jp/openschool.html

2018年度専門コース本科の願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_advance.html

2017年度技術研修コース(後期)の願書を受け付けています。
http://www.kawashima-textile-school.jp/course_technical.html

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(6)寮のシャワールーム完成のお知らせ

シャワールームが完成しました!
寮に滞在される際は、ぜひご利用くださいね。(女性限定です)
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/2017/06/13/4227

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(7)編集後記

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次回のニュースレターをお楽しみに。

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配信元情報
川島テキスタイルスクール
〒601-1123 京都市左京区静市市原町418番地
TEL:075-741-3151 (代) FAX:075-741-2107

織実習「布を織る」 本科 鈴木しなの

ゆらり ゆらり 玄関から舞い込んできた風に長い長い布が揺れます。
あまりに美しく、そしてこの布とともに辿ってきたこれまでの時間があまりに濃厚で、
胸がいっぱいになり、目から涙が溢れてきました。
この涙は嬉し涙であり、感動の涙であり、そしてまた、悔し涙でもあるなと思いました。

IMG_4355

基礎織の授業で初めて織を経験し、スピニングの授業で糸紡ぎを学び、当たり前の感覚が覆されるような日々。
そんな中始まった「布を織る」という授業は私にとってさらに得るものの多い貴重な時間となりました。
この授業では、自分の好きな絵画を選び、そこから計5色の色を取り出して縞模様をデザインし、
8メートルの布を織りあげます。そして、織り上げた布の一部を風呂敷に仕立てます。

糸の種類はウールからコットンとシルクへ、機の種類はジャッキ式からろくろ式へ、
隙間がわからないくらい細かい筬や繊細な細い細い糸……基礎織とは違うことばかりで、
次に何が起きるか予測できない毎日に必死でした。

私はジョルジュ・スーラの点描画『グランジェット島の日曜日』という絵画を選びました。
この作品にも描かれているように、日曜日の公園に行くとたくさんの人々が思い思いの時間を過ごしています。
友達と、恋人と、家族と、そして一人ぽっちでも、他愛もない事をお話ししたり、笑ったり、物思いに耽ったり、
そんないつもはそれほど特別に感じないことがなんだか特別になる。
こういうことこそ幸せなんだな、こんなに身近に幸せはあるんだな、と教えてくれる日曜日の公園が私は大好きです。そんな日曜日がずっと続くことを願って今回布を織れたらいいな、そして風呂敷に仕立てると聞いていたので、
その温かな時間で何を包むことができたら素敵だなと考えました。

Georges Seurat nunooru

デザインから始まり、糸の染色、糸繰、整経、粗筬通し、前つけ、経巻き、筬通し、綜絖通し……
1200本の糸を扱いながら行う作業一つ一つが気が遠くなるくらいに繊細で、時間がかかりました。
少しでも前の行程にミスがあると進めないので集中力も試されます。
毎日のようにアトリエ開放時間ギリギリまで居残りをして、神経も体力も要する日々を乗り越えられたのは、
どんな時も落ち着いて対応してくださる先生、そして一緒にもの作りに取り組む仲間がいたからだと思います。
声を掛け合ったり、相談しあったり、特に経糸を巻き取る作業は特にチームワークが求められます。
また、織りが始まってからは周りから聞こえる一人一人のシュッ、トントン。シュッ、トントン。
というシャトルが経糸の下を走り、框で打ち込む力強い音が励みになりました。

IMG_3483

ものづくりは一人のようで一人じゃない。刺激しあって、支え合って、お互いが深まり広がってく。
織りをしていると生きることと似ているなと思うことが多々あります。
今回の制作を通してそう強く感じたことがもう一つあります。
それは一つ一つの積み重ねが全て作品につながっているということです。
授業の最後の講評会の際、二階から吊るした布を見たとき、色合いや縞のデザインは自分としては気に入っていたものの、耳(織端)の乱れや、それらを気にしすぎたり、焦ったりした自分の心の乱れが布に現れていると感じました。先生からもそのような講評をいただき、見る人にも伝わってしまっているのだと気付きました。

自分だけではこれも「自分の味かな」なんて言ってごまかしてしまっていたかもしれないことを、
人に見てもらうことでしっかり受け止めることができたり、
新たな課題や発見があったりして自分の視点から遠ざけて見ることはとても大切なことだ学びました。
少しでも「ま、いっか」とごまかしたらそれ相応のものが仕上がる。
生きることも一つ一つの感情や経験が自分の人生に必ずつながっていく。
織りにしても、普段の生活にしても、一つ一つをゆっくりでもいいから丁寧に大切に積み重ねていけたらいいなと思いました。

私が一番悔しかったのは今回の制作にあたって伝えたかったことが、
自分の技術の未熟さと心の乱れで思い切り伝えることができなかったということです。
自分が表現したいこと、伝えたいことをちゃんと伝えるために基礎を固める、
土台を固めるということは欠かせないことなんだと痛感しました。
人間初めからうまくはいきませんから、今回のことをバネに今後の授業にも一生懸命取り組んでいきたいと思います。

こうして今、たくさん失敗して美しいものからたくさん刺激を受けることができている。
そんな川島テキスタイルスクールでの学びが私にとって本当にかけがえのないものだなと改めて感じました。
また、今回の授業を経て、当たり前に身につけたり、使ったりしてきた布への見方が大きく変わりました。
機から織り上げた布を外した時に感じた布の重みとあの時の感動は一生忘れられません。
布を織るという経験をし、その過程を知っているということは、
これからの人生をより一層豊かにすると確信しています。
知っていると知らないでいるとでは大違いだなと最近よく思うのです。