10月開講のワークショップ「ほぐし絣で織る布」に参加しての声を京都府・蔵田さんからいただきました。
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3年前から受講を考えていましたがなかなか予定が合わず、念願叶ってようやく参加することが出来ました。
大正~明治期にかけての銘仙の革新的な柄と色彩の組み合わせが好きで興味を持ったのがきっかけでしたが、
仮織りはどのくらい織るのか、経糸捺染後、再度機にかける時の綾の扱いや注意点、絣はどれくらいずれるのか等々、技法書を読んでもシュミレーションしきれないことが多く、一度基礎をしっかり学びたいとの思いで受講しました。
今回私は、露草をイメージしたデザインの作品を制作しました。
仮織り、経糸捺染や2度にわたる筬通し・綜絖通しなど数多の工程を経ていよいよ本織りに。
○仮織り・捺染後、織機に掛かる経糸
程よくかすれた柄が淡く浮かび上がってきた時は、その繊細な美しさに感動を覚えました。
○織り風景
山本先生は各受講生からのたくさんの質問にも丁寧に答えて下さるだけでなく、
作業をスムーズに進ませるための注意点・失敗した原因をピンポイントで指摘していただいたので毎日新しい発見があり、
学びには限りがないと改めて感じられた充実の日々でした。
5日間という短期間でしたが、時間を延長しての作業も苦にならないくらいに楽しく制作することが出来ました。
今後の制作表現に生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。