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スクールをつづる:国際編4 修了生インタビュー「工業デザイナーからKTS、英国の大学院へ」Tiffany Loyさん

川島テキスタイルスクール(KTS)を紹介するシリーズの国際編。KTSは手織りを学べる学校として、海外の織りに携わる人たちの間で広く知られています。開校当初から国際的に門戸を開き、京都で手織りの確かな技術が身につけられる、と受講者の口コミで評判が徐々に広まって現在に至ります。第4回からは4週にわたり、織りとの多彩な関わりを持つ世界中にいる修了生に、KTSに学びに来た経緯や、スクールで影響を受けたこと、学んだスキルの生かし方、自身が考える織りとは?についてインタビューした内容をお届けします。

写真:Ed Reeve
「このサイトスペシフィックな(特定の場所に関わる)インスタレーションは、彫刻の概念化と構築に織り手のアプローチを取り入れています。英国の伝統的な製糸工場であるGainsborough Weavingと共同で制作され、ロンドンクラフトウィーク2020で発表されました。」

Tiffany Loyさん(シンガポール)
デザイナー(独立)・アーティスト
シンガポール在住
2015年春、ビギナーズ・絣基礎・絣応用I, II, III*受講

*現在は絣応用IIの一部

−−KTSに学びに来た経緯を教えてください。

以前、工業デザイナーとして働いていた時、仕事でテキスタイルを扱う中で、布への関心が高まっていきました。布地がどのように作られるのか、一歩踏み込んで学んでみたいと思い、織りを学べる短期コースをインターネットで検索。KTSのウェブサイトを見つけ、修了生の作品に感銘を受けて応募しました。異文化に身を置いて、新たなスキルを身につけたいと思ったのも動機です。

−−KTSで学んだことで、どのような影響を受けましたか?

受講開始時、(仕事など日常生活から離れて)実り多い学びのための3カ月間の旅に出た感覚でいました。講座で織物の構造に関する知識を得たことは、テキスタイルを基本とした私の将来のプロジェクトに役立ちました。

初めは、必要な設備や道具の多さを考えると、シンガポールに戻ってから織りを続けるつもりはありませんでした。しかし、個人制作を行う絣応用IIIの終盤になると自分で織りのプロジェクトを行う自信がついてきて、学んだ技能を発展させるのが楽しみになってきたのです。この旅の終わりに織りを辞めてしまうのは、とても残念なことに感じました。それでシンガポールに戻ってから、小さな織りのアトリエを構えて、地元のデザインに関わる人たちに私の織り作品を見せようと決めました。

Pastiche (2018)
「捺染絣の技法を取り入れた手織りの布です。この一点ものの作品は、家具ブランドZanottaのSacco beanbagデザインの50周年記念の一環として作られました。」

−−その学んだスキルを、その後の仕事や暮らしなどにどう生かしていますか?

この10週間のコースを通して、織りと染めの確かな基礎技術を身につけたことで、修了後も自主的に学ぶことができるようになりました。制作の手法を比べる時に、今でも当時記した授業ノートを参考にすることがあります。私は今も織り続け、習った技能を広げて自分のデザイン・プロジェクトに取り入れています。シンガポールに戻って間もなく、自分で織ったいくつかのタペストリーを地元の展覧会に出展。そこで初めてのクライアントと出会い、その人のブランドの織りデザイン制作の依頼を受けました。仕事として織りを追求していくことに希望が持てたのです。

KTSを修了してから3年が経ち、私は次の学びに踏み出す時だと感じました。シンガポールには、テキスタイルの工房も教育施設もありません。そのため、ジャカード織のデザインのような専門知識と技能を更に身につけるためには、再び海外に行く必要があります。そこでイギリス、ロンドンにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国王立芸術大学院大学・RCA)で学ぶために、デザインシンガポール・カウンシルの奨学金をなんとか得ることができました。修士課程で学ぶことは、他の場所で織物を学んだ学生との出会いであり、それぞれの織り手法の違いを見るのが興味深かったです。私は、織りの一つひとつの手順を熟知し、手順を変更することで全体的にどのような影響が出るかをよく分かっていました。そのKTSで身につけた確かな基礎力があったからこそ、RCAではより実験的な制作に取り組むことができました。

−−ティファニーさんにとって織りとは?

私は織り方を学ぶ前に、プロダクト・デザインの訓練を受けてきたことから、手法や活用法の違いを常に意識してきました。織っている時は、至近距離で自分の制作内容を見て、時折ルーペも使って確認しないといけないと感じます。同様に目を遠ざけて、物として布全体を見る必要もあります。その2つの観点の間を行き来することは、織り工程において2つの異なる見方ができるようになるという独自の気づきがありました。

また、技法としての織りは、決して布に限定されるものではない。私にとって織りは構築の手段であり、線を組み立てて、表面と厚みを形作る方法です。抽象的に見ると、織りの技法は、彫刻や建築など、アートやデザインの他の形に応用できるものです。

Lines in Space (2019)
「RCAで完成したプロジェクトです。布の表面を最小限の線に減らし、捩り織りの構造を探求しました。」

website: Tiffany Loy
instagram: @tffnyly

2016年に英語版ブログに掲載した Tiffanyさんの “Student Voice” の記事です。KTS修了展で展示した作品も見ることができます。

修了生を訪ねて:手織り布「atelier KUSHGUL」寺田靖子さん

川島テキスタイルスクール(KTS)の専門コースでは、年に一度、織りを仕事にしている修了生による授業を行っています。2001年度修了の寺田靖子さんは、「atelier KUSHGUL」というオリジナルブランドを立ち上げ、手織り布の製品作りをしています。校外学習として、寺田さんのアトリエを訪ねました。ギャラリーと工房が併設されている空間で、寺田さんが在学中に修了制作で手がけたファイバー・アート作品や、初めて製作した洋服、生地サンプル、製品の数々を見せてもらいながら、自身と手織りの関係や、その歩みについてじっくりとお話を伺いました。

◆ 自分なりの感覚を見つけたKTSでの2年間           

手織りを仕事にしたいと願う人なら憧れるようなスタイルを実現している寺田さんですが、開口一番おっしゃったのは「苦労しながら何とか手織りを続けて、今」に至る、ということ。大学で1年次に建築、2年目以降にデザインを学ぶ中で、服をはじめ身近にある柔らかな繊維素材に興味を抱きます。KTSの修了展でファーバーアートの造形作品に出会い、「直接全身の感覚に訴えかけられた」衝撃を受け、KTSに入学。スクールでの2年間は、織りに没頭することで「思う存分、自分の感覚と向き合った時間」、そうして見つけた〈私なりの感覚〉は「今も布を作る上で土台になっています」と話します。

修了後は、飲食店で働きながら制作活動に励む日々。織り関係で就職しなかったのは、当初から作家を目指しており、「就職して仕事でも織りのことで頭を使ってしまったら、自分の創作ができなくなると思ったんです。私は器用じゃないので」という理由から。毎月、糸代を何とか捻出する生活を送りながら、「自分の織りの時給が、勤めの時給を越えたら辞める」と目標を決めます。週5からシフト勤務ができる職場に転職し、仕事後、夜に創作する時間を確保してペースをつかんでいき、2010年に現在のアトリエへ。

◆ 生活の中で揉まれて擦り切れて捨てられる、人と布との関係を知りたい

KTSで見つけた寺田さんの感覚の土台とは、強く撚った糸や、織り方の違いによって「表情を出す」ことで、それが製品につながっていると言います。今も「手織りとは何だろう?」と問い続け、織りながら探る日々。手織りのベストを試着した学生の一人は、「やわらかい」とぱっと笑顔に。寺田さんは、「すべて手作業で行うことで、糸に負担をかけずに布地を織り上げることができる。糸と糸の隙間に空気の層ができて、軽さと暖かみが出ます」と説明。カバンの布の表情、傘の布地の立体感、カディ(インドの手紡ぎ・手織り布)を使ったシャツ、需要が多いマフラー……。「人の生活の中で、揉まれて擦り切れて捨てられる、人と布との関係を知りたい」と、寺田さんは一途に追求しています。

新たな取り組みとして、服に仕立てる縫製も開始。「既製服を買うのに慣れてしまったのが、この半世紀。ですが今、コロナの影響で服が世界的に余ってきている。私自身、ものが余るのに嫌気がさして、織りから服作りまでを一手に引き受けています。オーダーメイドで袖の長さなど一人ひとりのサイズに合わせて、お客さんと一緒に考えながら作り、1着ずつ販売するスタンスが、とてもしっくりきています」

タコ糸のカバンシリーズ。組織織りと平織りの組み合わせで、シボが出たり、厚みが変わったり、縮み具合が変わる。生成り一色のツルッとした糸を使って、どれだけ布の表情を出せるかがポイント。

◆ 織るペースは1時間平均70センチ

工房では、寺田さんがKTS修了後にスクールで購入し、20年近く使い続けているジャッキ式8枚綜絖の織り機を見せてもらいました。この一台で、様々な商品を生み出し、やわらかな風合いの織物に仕上げていることに、学生からは驚きの声が上がりました。織るための準備の一つに、整経した経糸を機に巻き取る経巻きという工程があります。大抵は二人がかりで両端を引っ張りながら行う作業を、寺田さんは一人で行っているそうです。手前に引くと同時に、足先を思いきり伸ばして指をレバーにかけて回すという難技に、皆で目を丸くして見入ります。「左右90センチ織り幅のテンションを一定に合わせながら、糸が切れずにきれいに巻き取る。この機と10年20年と付き合ううちに、それができるようになりました」

学生から、織るペースについて質問が上がりました。「1時間平均70センチ」との返答に、「えーっ!」と驚きの声が。「カシミアの大判ストール2.5メートルで3時間。材料費などの経費を考えると、4時間かからずに織らないと仕事として成り立たないので」。地道に手織りを続けて、自分に合う織りの道を切り拓いてこられた寺田さん。「仕事を辞めた時、不安で毎日胃が痛かった日々もありました。でも夢中になって続けていると、新しい出会いや次の予定が何かしら入ってきて、つながっていきます。機織りは時間がかかります。生活とやりくりしていくのに、とにかく必死に織り続けてきましたが、自分の手で布ができていく感動は今もずっと続いています」

◆ アナログだからこそ必要な感覚

学生へのアドバイスとして、「自分自身の感覚と存分に向き合ってください。それは必要な時間だと思います。世間の感覚に揉まれたら分からなくなるので。私も川島での学生時代、思いきり取り組んだことが今につながっています。色の感覚や肌に感じる感触など、蓄積されたものがたくさんあります。そうして自分を知ることは、生活の中でも役立ちますし、何をするにしてもベースになります」。

スクールに対しては、「手織りはとてもアナログですが、こんなにデジタル化が進む中で、人間であることを忘れないために必要な感覚。体を動かして、ものを作る。(手織りを教える)川島テキスタイルスクールの役割は確かにあると思います」ときっぱり。修了生にこんなふうに道を切り開いた先輩がいるという寺田さんの存在を知り、手織りを続けていくこと、その強い意志と魅力を存分に感じた課外授業となりました。

修了制作の作品。表面は象の皮膚のイメージ。リネンを強撚糸にして織り込み、撚りが戻る力で皺が生まれる。学生時代、テクスチャを追求することの大切さを学んだ。
◆ 寺田さんにとって織りとは? 「無駄が出ない魅力」

私は、誰かに使ってもらう布を作っています。人と布との関係を探っていくのがテーマ。そこで布とは?と考えると、人には必要不可欠なもの。現代は服作りが機械化されて、服にまみれて人は生きていますが、昔は手織りで服を作ることが生業にできていた。それはどういうことかと考えながら日々織っています。一人の人間が、誰か一人に対して作る布。儲かる概念はない。ですが無駄にはならない。作り過ぎることもない。できるだけゴミにならない布地を作るよう心がけています。

〈寺田靖子さんプロフィール〉

てらだ・やすこ/京都工芸繊維大学造形工学科卒。2001年、川島テキスタイルスクール専攻科修了。2007年より「atelier KUSHGUL(アトリエ・クシュグル)」として、手織り布の製品作りをスタート。2010年から京都にある、服とギャラリーの店「Mustard-3rd」内のアトリエにて日々機織りをしている。

website: atelier KUSHGUL
instagram: @atelierkushgul

インタビュー記事掲載のお知らせ

Garland Magazine(オーストラリア)のニュースページ「Loop」に、当スクール講師、表江麻の絣を教えることについてのインタビューを掲載していただきました。聞き手はアーティストで元受講生でもあるHelen Tingさんです。ぜひご覧ください。

>> Garland Magazine “The Kawashima Textile School | Ancient kasuri is live in Japan

重要:サーバメンテナンスのお知らせ

以下の予定でサーバメンテナンスを行ないます。

■2020年11月19日(木)09:30 – 11:00

メンテナンス期間中はメール、お問い合わせフォームを利用したメール、ワークショップのお申し込み等が受信できない可能性があります。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

スクールをつづる:国際編3 留学生コース担当・表講師インタビュー「手織りをつなぐ」

川島テキスタイルスクール(KTS)を紹介するシリーズの国際編をお届けします。第3回は、海外からの留学生向けに初心者コースと絣コースを英語で教える表江麻講師のインタビューです。自身の海外経験、テキスタイルとの出会い、KTSで手織りや絣を教えることの思い、留学生との出会いから影響を受けたこと、スクールから見える国際性について語られた内容をお届けします。

エストニアのTartu Art College(現在はPallas University of Applied Sciences)でKTSについてのプレゼンテーションをする表講師 2015年

◆  暮らしが豊かになるものを作る

表講師は2009年にKTSを修了後、スクールのアシスタントに。同年、スクールが海外向けに「ビギナーズ」と「絣」を英語で教える「留学生コース」を設定したタイミングで、留学生の授業を山本講師と共に担い、国際コーディネートも担当することになりました。

自身も海外で暮らした経験が2度あります。最初は、子どもの頃にアメリカで。現地の公立の小学校に通っていた時、英語はアジア人である自分が周りと対等に交流するのに必要な手段だったそうです。次は、京都精華大学に在学中、交換留学でフィンランドへ。美術を幅広く学びたいと思い洋画を専攻し、留学先でやりたいことが少しずつ見えてきました。「テキスタイルを専攻している友人たちが、『使う』『着る』という明確な用途のあるものづくりをしていて制作に対するアプローチに魅力を感じたことと、明るいテキスタイルを室内に使って暗い冬を過ごすなど布が生活の中に溶け込んでいて、暮らしが豊かになるものを作るのが素敵だなと思ったんです」

日本が本場の技術を日本で学びたいと思い、大学卒業後にKTSへ。「年齢、国籍、経歴問わず、学びたい人に対してオープンなKTSがあったからこそ、好きな技術を身につけられました」。色の組み合わせと直線で考える、制約がある中でのものづくりが好き。作家活動で着物制作をし、スクールで海外からの学生に手織り技術を教える。いま、日本のことを世界に伝えるという、目指していたことが実現できている実感があるといいます。

◆  世界中の織り手との出会い

母校が職場になり、主に海外から学びにくる人たちに教えて約10年。少人数制で、確かな技術を教えるスクールの方針に加えて、自身としては「学生にとっていい経験になるように」、「自国に帰ってからも一人で織れるように」心がけてきたそうです。「授業では、緯糸を織り込む角度や密度を安定させるなど美しく仕上げるコツを教えています。学んだことを帰国後に生かしてもらえたら嬉しいです」。

スクールから見える、世界の距離感があります。「織りをする人は、手仕事が好きで根気強い人が多いのではないかと思います。国や文化の違いがあっても、そうした技術との相性や、手織りに対する価値観の共有など、似たところがある人が集ってくる印象があります」。世界中の織り手との出会いが、教える喜びの一つ。その中で、自身の織りに対する思いに変化が生じます。

◆  絣にとって何ができるか

変化のきっかけは、受講者から「歴史について聞かれることが多い」ことから。「留学生は、技術に加えて、昔は何の道具を使っていたのか、各地域の特徴など歴史的な背景の質問が多いです」。日本の手仕事、その伝統を作ってきた人たちに思いを馳せるようになり、「絣に対する思いが強まり、単に技術を教えるだけではなくなりました」。

そこで芽生えたのは、「技術を継承し、世界中に種まきをしている」という意識。「手織りは紀元前からつながっている歴史のある技術。(デジタル化が主流の)今の時代に、あえて手織りに特化したユニークな学校があり、47年続いていて、そこで学び働いている。時代が変わり消えてしまう技法がある中で、絣という手織りの技術をどうつなげていけるか。絣にとって私は何ができるか、役割を考えています」。

機が百台以上あり、染色室も整備され、織りも染めも専門の先生がいて、寮など設備が整うKTS。この規模で運営し続ける「手織りに特化したスクールがあるのはすごい」と留学生に言われることが多いそう。「海外でも大学のテキスタイル学科が閉鎖された話を聞きます。織りが好きな人が学びに来られる場として、KTSがこれからも息長く存続していけるよう力になりたい」と話します。

スクールをつづる:国際編1 「種をまき、静かに持続する」
スクールをつづる:国際編2 「織りとの関わりの多様性」

スクールをつづる:国際編2「織りとの関わりの多様性」

川島テキスタイルスクール(KTS)を紹介するシリーズの国際編をお届けします。スクールは開校当初から、世界中の手織りを学びたい人を受け入れています。2019年までの直近14年間だけでも、28カ国140人以上の留学生を受け入れてきました。第2回は、近年の国際化の流れについてです。

緯絣を括る

海外からの希望に対して、以前は期間や学びたいことに合わせて個々に対応していましたが、問い合わせの増加に伴い、2009年からは英語で教える「留学生コース」を設定しました。内容は、手織りの基本を身につける「ビギナーズ」と、「絣」の基礎・応用。絣の技法自体は、世界各地に地域色豊かで多様な絣がありますが、日本の絣を学びたいという海外からの需要に応えてのことです。それまでは英語の共通言語でikatと呼んでいましたが、コースを設定してからは日本独自の名称kasuriとして定着しました。

毎年春と秋に定期開催するようになると、受講者の口コミで評判が徐々に広まり、2013年頃から応募者が年々増え続けて毎回定員オーバーとなる状況が続いています。受講者は、初心者や趣味で続けている人から、大学・大学院生、作家やデザイナーなどテキスタイルを仕事にしている人まで幅広く、手織りという共通の目的で世界中から集う方々を通して、それぞれの人生において自分に合った織りとの関係があるとわかります。織物を世界目線で見つめると、個々のライフスタイルや、社会・文化的な背景が多様である分、関わり方の可能性がさまざまに見えてきて、選択肢が広がります。KTSの国際性は国や文化の違いだけではなく、織りとの関わりの多様性があること。それは、手織りに特化した学校だからこそ見えてくる世界です。

スクールをつづる:国際編1 「種をまき、静かに持続する」