講師居住地・グァテマラでの新型コロナウィルス感染拡大の現状や、両国間の出入国における制限措置等の状況を考慮した結果、受講者皆さま及び講師の安全を第一に考え、誠に残念ではありますが講座開催は難しいとの判断に至り、中止を決定いたしました。2020/7/2
基礎講座は、はじめてバックストラップルーム(腰機・後帯機)を学ぶ人のための入門講座です。現代マヤ地域(メキシコ、グァテマラ)の民族衣装の織物に最も一般的に使用されていて、経糸を保持するための腰当を備えた、数本の棒と刀杼で構成される原初的な構造の機です。本講座では、腰機具の製作および基本的な経糸の整経、機掛け、平織製織手順、織終い、機の分解等の基礎的な腰機の機織操作技法の習得が主な内容です。
※受講者の織経験は問いません。
※講座で受講者が製作した腰機は、各自持ち帰っていただけます。
日程 | 2020年8月19日(水) 〜 2020年8月22日(土) |
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時間 | 10:00 〜 16:00 |
受講料 | 55,000円(税抜) |
定員 | 12名(最小開講人数 5名) |
申込締切 | 2020年7月17日(金) |
1日目 | 腰機具の製作とオリエンテーション |
2日目 | 整経・機掛け |
3日目 | 製織・腰機の収納 |
4日目 | 織終い・腰機の分解 |
大阪芸術大学・染織専攻を卒業後、インド、中近東、中南米、東南アジアの民族染織を訪ねる旅の途中でグァテマラ、メキシコ各地の先住民から多様な腰機織技法を学び、以後マヤの民族染織、腰機技法の紹介と作品の創作を続けている。1996年よりグァテマラのアンティグ市在住。