川島テキスタイルスクール

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ワークショップ

 

ワークショップ

手織りの基本を学べる初心者のための講座や、短期間で組織・綴・染色等一つの技術を習得したり、作家・研究者から制作のヒントを得る講座があります。


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応募に関する詳細
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キャンセルについて 
参加者の声
2024ワークショップパンフレット [PDF 3MB]

2023ワークショップパンフレット[PDF 2.9MB]


応募に関する詳細

受講ご希望の方は、お早めに当ウェブサイトからお申し込みいただくか、

申込書を郵送・FAXでお送りください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※複数講座をお申し込みの方は、各講座ごとにお申し込みください。
※郵送でお申し込みの方は、必ずコピーをお手元にお持ちください。

ウェブ申込フォーム | 2024年度

リンク先のフォームからお申し込みいただけます。
※ 2024年度のワークショップ申し込み受付の開始日時は2024年2月1日(木)9:00となります。
※ 2023年度のワークショップはこちらからお申し込みください。

申込書ダウンロード
必要な方はこちらからダウンロードが出来ます。

食事申込書ダウンロード
食事申込み用紙はこちらからダウンロードが出来ます。(注)

(注)申込み用紙はプリントアウトしてご使用ください。
AdobeReaderをお持ちでない場合、下のアイコンをクリックして下さい。



 

※定員になり次第締め切りとなりますのでお早めにお申し込みください。



受講料支払方法 振込
口座名義 : (株)川島文化事業団

・京都銀行 本店営業部
 普通預金 5278749

・三井住友銀行 京都支店
 当座預金 214812

・ゆうちょ銀行
 01050-9-25565

メールリンク型決済*
クレジットカード・コンビニ・ペイジー

 

*メールリンク型決済…メールアドレスとインターネットを利用して、クレジットカード・コンビニ・ペイジー払いができるシステムです。この決済方法を希望する方は、スクールまでご連絡ください。
スクールから件名「決済手続きのご案内」のメールを送りますので、内容をご確認の上、記載されたURLにアクセスして、支払い手続きを行ってください。
なお、クレジットカードの場合は、このシステムのみで決済が完了しますが、コンビニとペイジーの場合は、手続きの最後に発行される個別番号を取り扱い機関(コンビニ、ネットバンキング、ATMなど)で提示して支払っていただく必要があります。

使用可能なクレジットカードブランド:VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club International


キャンセルについて


下記キャンセルポリシーをお読みください。



2024年度ワークショップキャンセルポリシー

キャンセルのご連絡 各講座「定員」がございますので、キャンセルされる際は必ずメールかFAXにてご連絡下さい。
尚、料金が未納の方もキャンセル連絡は必要です。

キャンセル料 申込締切日後のキャンセルにつきましては、キャンセル料が発生いたします。
申し込み前に必ずご確認下さい。

■ 受講料 … 受講料の100%
未納の場合や無連絡の場合も同様(自動キャンセルにはなりません)

■ 宿泊料 … キャンセル連絡のタイミングにより変わります。
・キャンセル連絡日が、申込締切日後(各講座)〜宿泊日の4日前営業日の場合… 宿泊料の50%
・キャンセル連絡日が宿泊日の1〜3日前営業日、および当日の場合 …………… 宿泊料の100%
 
[ ご宿泊日から数えて、キャンセル連絡日までの日数 ]


※営業日は月曜から金曜の9:00-17:00とする。(土日祝は除く) ・宿泊日ごとの適用となります。
※例えば、宿泊予定日が火・水・木で、前週金曜日の16:00にキャンセルの連絡があった場合、キャンセル料は火曜日100%、水曜日100%、木曜日は 50%となる。

ただし、天候や自然災害などの状況により安全確保を優先させていただく場合は、スクールから開催の中止や変更をさせていただくことがあります。その際は受講料および宿泊料は全額返金いたします。
開催の中止や変更の場合は、開催前日にお電話またはメールにてご連絡いたします。

※なおスクールから開催の中止や変更のご連絡をさせていただかない限り、天候などの事由によりキャンセルをされる場合にも受講者様都合のキャンセルとり、キャンセル料が発生しますので予めご了承下さい。




2023年度ワークショップキャンセルポリシー

申込締切日後のキャンセルにつきましては、キャンセル料が発生いたします。
申し込み前に必ずご確認下さい。 

・キャンセルのご連絡
各講座「定員」がございますので、キャンセルされる際は必ずご連絡ください。(未納金も含む)メールかFAXにてご連絡下さい。  
 
・キャンセル料
申込締切日以降(ご連絡がなかった場合も含む)… 受講料の100%および宿泊料の50%

ただし、天候や自然災害などの状況により安全確保を優先させていただく場合は、スクールから開催の中止や変更をさせていただくことがあります。その際は受講料および宿泊料は全額返金いたします。
開催の中止や変更の場合は、開催前日にお電話またはメールにてご連絡いたします。

※なおスクールから開催の中止や変更のご連絡をさせていただかない限り、天候などの事由によりキャンセルをされる場合にも受講者様都合のキャンセルとなり、キャンセル料が発生しますので予めご了承下さい。



寮について >


ワークショップ参加者の声
はじめての織り 10日間兵庫県 みつださん

わたしは以前アパレルに勤務しておりました。在籍中から、出来上がった生地ではなくオリジナルの生地を作りたい、糸や織りにこだわりたいと考えておりました。この度、自分でブランドを立ち上げようと決意し、まず始めに織りが知りたいと思い、はじめての織り10日間に参加いたしました。

糸繰りや整経や粗筬通しなど、小さな工程を重ねていきます。初心者のわたしには言葉も作業の意味合いも分からないのですが、一つ一つの必要性を先生が丁寧に教えて下さり、実際に織りに入るまでの過程の大切さを知りました。知った上で、すべての工程に心を込めて丁寧に糸や機に向かい、やっと本織りに入れた時は感動しました。 初めて経糸の間に緯糸を通し、框を打った感覚の楽しさは忘れられません。 手を動かす度に、柄があらわれてくるととても嬉しく、 組織を、経糸と緯糸の関係により、見て学べたことは大きな収穫でした。

この講座では実技はもちろんのこと、糸の種類や、織物設計の知識など知りたかった座学も学べました。 また、個々の興味のあることや経験に応じて、講師の方がお勧めの本や独学では知りえない深みのある知識を教えて下さいました。 こういった柔軟な対応と、基本の織りをしっかり学べた講座は、とても充実した内容でした。

今回の経験で、より一層、一枚の生地が仕上がることの尊さを感じられるようになりました。 これから生地を見るときには、糸や組織から見ていける楽しさもあります。
本当にたくさんの学びをありがとうございました。


織物がわかる5日間広島県 ささむらさん

1年ほど織と染めを学んだ私ですが、織る楽しみは知っているものの、織り始めるまでの準備は骨が折れると実感。
今回、縁あって知り合いよりルクルークの機を譲ってもらいました。しかしながら今まで使った高機とは全く異なるので、まずは機の使い方を知りたいと思い、この講座を申し込みました。

初心者向けの講座ということもあって、機道具の説明からタイアップ、経糸の準備までの工程を1つ1つ丁寧に教えていただき、今まで織りに持っていた苦手意識や疑問も解けました。使う糸もやや太めなので、50代の私でも綜絖通しがスムーズに。そしてこの機なら、自宅で1人でも準備からできるという自信がつきました。先生に気軽に質問でき、他の生徒さんとも教え合ったりと、講座は和気藹々とした雰囲気。テキストをもとに基本的な講義もあり、ついにはドラフト図(組織図)もわかるようになりました。最後の自由作品制作ではランチョンマット2枚を作りました。

 

自宅が広島なので寮を利用しましたが、浴室もゆったり、食堂の食事もおいしく快適に過ごせました。ランドリーにはアイロンもあり、おかげで少ない着替えでもやり過ごせました。
家に戻ったらもう一度同じ糸で織りたいと、講座で使った糸やシャトル、筬立てを校内で購入できたのもよかったです。
できれば今後も、毎年1回は何らかの講座でまたここを訪れたいと考えています。

 

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スピニング滋賀県 ふくやまさん

2001年に長期技術研修科を修了しました。当時は主婦になってから思い切っての通学でしたので、それはそれは全てが刺激的でした。学校に通う事、たくさんの糸や色に触れる事、デザインに悩む事、仲間と語らう事。楽しくて仕方ない毎日でした。あっという間に半年が過ぎていき、しかし修了してからは試行錯誤の毎日でした。糸を染めて布を織っていく・・・そのことは出来ても出来上がったものが溜まっていくばかりでは趣味として終わってしまう。この作品を通じて人と繋がる術を持たなくては・・・悩んで悔しんで長いトンネル生活の時間を過ぎ現在に至ります。今はフェルトで小さな作品展をしたりご注文いただいて制作したりしています。フェルトはジョリー・ジョンソンのフェルト講座を受講していました。

そして、駆け足で過ぎた8年。ある時ふと思いました。羊毛を毎日触っているのに羊のことをちゃんと知らないのかも・・・。と不安になりました。そしてフェルト以外の羊毛の技術(紡ぎ)を勉強しなおそうと思い受講するに至りました。

フェルトでは染色されたトップを使うことが多いですが、スピニングでは刈られた羊毛を洗うことから始まりました。それでこそ生きた布ができるということもよく分かりました。洗ってほぐしてカードをかけて、紡いで撚り止めして・・・そしてやっと機に掛けられる。やはりテキスタイルの仕事は工程が多い。そして羊の仕事は奥が深くて、私がおばあちゃんになってもやり切ったということはきっとないだろうな・・・と実感しました。フェルトと紡ぎでは工程に逆の仕事があり、羊に対する意識も少し違うような気がしました。どちらも昔から伝わる伝統的な技術です。どちらもいい仕事です。そしてどちらも羊を愛しています。学べる機会に恵まれたことは本当にありがたいことです。

何事も「ファスト」が流行になる昨今ですが、出来スタイルのことに触れると、ゆっくりと手間をかけることの大切さ、日本人ならではの感性、そんなものこそ大事にして暮らしていきたいと感じます。

そして最後になりますが、市原の山々とともに、15年前から変わらずにいてくださった先生方に再会できたことは本当に嬉しい事でした。ありがとうございました。

組織がわかる5日間京都府 ふじやすさん

今まで高校・大学と染織、特に織について学んできました。
とはいえそれは主に”表現のための技法”であり、在学中は組織そのものへの興味関心を深めていく余裕はありませんでした。そのため今回は、休学の期間を利用してワークショップを受講しました。

 

5日間という濃密なスケジュールの中で一心に糸と向き合う時間は程よくハードで心地よく、常に手を動かすことに没頭できました。また数種の模様を織り出すため、その都度綜絖通し・筬通し・タイアップ…と工程を繰り返すことにより、徐々に身体が作業に馴染んでいくのを実感しました。時にはタイアップを間違えて織り出してしまうこともありましたが、それによってまた新たな発見があり、より組織の面白さを感じられました。担当の先生のご指導はとてもわかりやすく丁寧で、私がこれまで何気なくしていた工程も、そうする理由や、もっと丁寧で合理的な方法など、今までを見つめ直し、より良い作品づくりへと繋がりました。スクールの設備や道具も充実していて、同じ織のフロアには様々な種類の織機や道具が揃っており、担当の先生が私の興味や疑問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。他にも先生からは個人的に興味を抱いていることに関するお話もでき、今後のためになることを多く教えていただきました。また一緒に受講していた方々は環境こそばらばらでしたが、皆さん”織が好き”という共通点で話が弾み、学生の私にとっては今までとは違った視点での会話ができ、とても良い刺激になりました。

 

まだまだ道半ばで色々なものに興味が尽きません。この先もずっと手を動かし続けながら、色んな場所で色んなものを見て勉強していく日々です。今回は素晴らしい環境と周りの方々のお陰で本当に有意義な5日間を過ごすことができ、心から感謝しております。このワークショップで学んだことを糧に、これからも励んでまいります。

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綴織基礎 フランス在住 つじさん

 

 

年齢的なこともあるのか、このままでいいのかと迷う日々が続いていたときにこの夏期講習を見つけました。

アパレルに長く従事していても分野が異なるとなかなか原料の専門的知識を得るところまで入り込むことが出来ず、生地のことを学んでみたいという気持ちをずいぶん長い間胸中に抱えたままにしてきた気がします。川島テキスタイルスクールは、実はずっと前から行きたかった学校でした。が、さまざまなな理由から海外に暮らすことになり実現させることが難しく、やっとその機会を得ることができました。生地を自分で作ることができるのなら、そして何かのきっかけになるのであれば、と前知識なく参加した講習でしたが、何もかもが新鮮で、すばらしい先生方とグループのメンバー、勉強にどっぷりはまれる美しい自然環境に恵まれ、大変に充実した5日間を過ごすことができました。 アトリエの機材の充実さ、本科の学生さんたちの真剣な学習態度に影響され、私たち講習生たちも毎晩課題を続けました。一本一本の横糸を自分の爪でひっかきながら一歩一歩柄を作っていくという、とてつもなく時間も手間もかかるのがこの綴れという技術だと分かり、講習後、生地を見る目が変わりました。あまりの奥の深さに眩暈がしそうですが、生地というもの、生地を作るということに対する興味がますます沸いてきました。 何度も間違え、何度もやり直しする私を、暖かくサポートくださった先生とグループのメンバーに感謝しています。またぜひ時間を作り、講習を受けたいと思っています。

はじめての絣 シルクのクッション京都府 かしふじさん

前から「はじめての絣」のワークショップに参加したいと思っていました。今回やっと実現することができましたので楽しみにしていました。 初日はデザインを決めて、経緯絣のガイドテープ作り。ガイドテープにそって整経。経絣は二種類の整経をしなければならないため、テンションを合わせるのに苦労しました。そして絣の部分の糸括りはどのようにするのか?何を使用するのか?と考えていたのですが、ラップとスズランテープ(ビニールテープ)という意外と身近な素材を使って出来ることに驚きました。 次に染色。サンプル通りの色を出すつもりでしたが、染料を間違えて染色をしてしまい、色抜きの方法、染め直しの仕方を教えて頂きました。

思った以上に可愛い色に染め上がりました。 ほっとしたのも束の間で、染色の時に糸が毛羽立ってしまったため、機準備の時に毛羽立った糸一本ずつに糊をつけて、撚りをかけて、乾燥させて織り出しました。失敗したことで得ることがたくさんあり、ひとつひとつの工程を丁寧にする大切さも知りました。 このようなミスが重なり、最後まで仕上がるかどうか不安でしたが、無事にクッションも仕上げることができましたのも先生のお蔭だと感謝しています。本当にありがとうございました。

 

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ほぐし絣で織る布京都府 くらたさん

3年前から受講を考えていましたがなかなか予定が合わず、念願叶ってようやく参加する事が出来ました。大正〜明治期にかけての銘仙の革新的な柄と色彩の組み合わせが好きで興味を持ったのがきっかけでしたが、仮織りはどのくらい織るのか、経糸捺染後、再度織機にかける時の綾の扱いや注意点、絣はどれぐらいずれるのか等々、技法書を読んでもシュミレーションしきれないことが多く、一度基礎をしっかり学びたいとの思いで受講しました。

今回私は、露草をイメージしたデザインの作品を制作しました。仮織り、経糸捺染や2度にわたる筬通し・綜絖通しなど数多の工程を経ていよいよ本織りに。程よくかすれた柄が淡く浮かび上がってきた時は、その繊細な美しさに感動を覚えました。

山本先生は各受講生からのたくさんの質問にも丁寧に答えて下さるだけでなく、作業をスムーズに進ませるための注意点、失敗した原因をピンポイントで指摘していただいたので毎日新しい発見があり、学ぶには限りがないなと改めて感じられた充実の日々でした。5日間という短期間でしたが、時間を延長しての作業も苦にならないくらいに楽しく制作することが出来ました。今後の制作表現に生かして行きたいと思います。本当にありがとうございました。


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