
Sさん
2025年 専攻科修了
長年勤めた仕事を退職後、旧ウィークリークラス(現マンスリーコース)で1年学び、本格的に習得したいと専門コースへ。時間に追われて生きてきた私にとって、じっくり考えて形にする制作過程は、これまでとは全く違う価値観との出会いでした。織りは1ミリ何本の世界。失敗を重ねて学ぶ中で糸に寄り添う感覚や、わずかなずれを合わそうとする丁寧さを得られました。手を動かすうちに心もほぐれ、自分の好きなものがわかりました。今後は私なりに美しいと思う布を織り、暮らしに取り入れたいです。
インタビュー全文はブログへ >> 「織りは私の人生のアクセントというか衝撃」Sさん

吉田有希子
2024年 本科修了
織りへの興味のきっかけは、地元・福岡の久留米絣でした。基礎から学びたいと考え、大学卒業後に進学しました。授業を通して、実際に手を動かしてつくる過程に楽しさを感じ、職人の道に進みたいと思うようになりました。課題制作を重ねる中で「やってみる精神」を培い、前向きに挑戦できるようになったのは大きな変化です。現在は久留米かすりの池田絣工房で、織り職人が円滑に作業できるよう糸を準備する業務に就いています。産地の職人を目指して勉強の日々です。
インタビュー全文はブログへ >> 「勇気を出して踏み出したら、事がどんどん進んでいった」吉田有希子

上川 歩
2023年 専攻科修了
糸に惹かれ、実際に手で扱いながらものづくりがしたいと思い、スクールに入学しました。多くの技法を学び、仲間と切磋琢磨した日々は、織物に真摯に向き合う姿勢と確かな基礎を育ててくれました。悩み、考え、織る経験が、今の私の柱です。現在は織物商社の三星毛糸株式会社で自社工場の生産を担当しています。これからも「織ること」と向き合い、より良い布作りに挑戦していきます。

于 尚子
2023年 創作科修了
子育てが一段落したのを機に、自分なりの土台を作りたいと思い、ワークショップ受講を経て入学しました。私はこれまで自由な発想で生きてきたわけじゃなく、教えられたことをそのままやってきたようなスタンスでした。そんな私にとって表現は難しいものでしたが、そこから2年目に絣の着物、3年目に綴帯と自分が本当にやりたい織りに向かうなかで、自分自身を根本的に見つめ、心から好きだと思える感覚をつかむことができました。この発見を大切に、これからも織りと私の関係を育んでいきます。
在学中のインタビューはブログへ >>「自分の在り方、生活全体で変化を感じるように」 「3年目、やりたかった[綴帯]制作へ」

木村華子
2023年 創作科修了
子どもの頃から伝統的な仕事に憧れ、美術高校を卒業後に進学しました。2年目からファッションテキスタイルを専攻。様々な素材の糸に触れながら自分に合う糸を見つけ、最終学年にはイメージに合った服地を制作できるようになりました。好きを積み重ねて3年間しっかり学べてよかったです。修了後は(株)川島織物セルコンに就職。現在は緞帳製作の配色を担当し、デザインに合った色糸の組み合わせを探究しています。これからも、ものづくりの現場で成長し、技術を磨いていきます。
インタビュー全文はブログへ >> 「自分の好きを追いかけた3年間」木村華子

藤原由美
2023年 技術研修コース修了
大学の通信教育で染織を学び、初めて着尺を織りました。糸が手になじむまではいかなかったので、もう一度着尺を織りたいと思ってスクールに入学。ここではデザインの考え方から順を追って一歩ずつ、丁寧に学んでいけました。織物って緯糸一本入れるだけでも、やった分だけ進んでいく。糸にきちんと向き合うところから始め、思いの詰まった一枚に仕上がって嬉しいです。自然に囲まれた環境で、四季を感じながら学べたことは何よりの宝物です。
インタビュー全文はブログへ >>「学校の風景とともにある着尺の旅」藤原由美

德本治子
2022年 本科修了
海外留学が中断となり、帰国中にワークショップを受講したのを機に専門コースに入学しました。本科で綴れや絣、組織などを学ぶ中で、織りは技術が必要だと実感しました。技術を積み重ねてステップアップしていくのが楽しくて。この学校に来て、制約の中のものづくりが向いていると自分を知ることができました。織りの計画性が好きで、教わった技法の面白いところを生かしてデザインする。そこに集中できたのがよかったです。当初は海外の大学院に進学するつもりでしたが、スクールで学ぶうちに技術を習得したい方向に変わったので、これからスウェーデンのテキスタイル学校に出願します。引き続き技術を身につけ、自分の強みを持って社会に出たいと思っています。
インタビュー全文はブログへ >> 織りを通して「希望が生まれた」德本治子

神田愛子
2021年 本科修了
美大の空間デザイン学科で2年学び、休学して来ました。スクール見学時、学生の作品を見て、ここでなら私自身大きく変われると思い、作家として自立できる技術を身につける目的で入学しました。織りは未経験からのスタートでした。大学では考える授業が多かったのですが、スクールでは試作を含め沢山ものを作りました。手を動かすことで、ものづくりの感覚がつかめるようになり、造形力が上がった。また織物を通して「考え方」と「ものづくり」を自分の中でつなげた。その手応えは今後、大学でも空間演出に生かしていけると思います。インテリア・ファブリックに興味があって、面白いものが好きなので、しばらくは日々の生活がワクワクするものをつくりたい。織りを使って実験的なことをやっていきたいです。
インタビュー全文はブログへ >>「ものづくりの感覚がつかめるようになった」神田愛子