川島テキスタイルスクール

Jp / En 

バックストラップ 応用編 直角織 [中止] [終了]

講師居住地・グァテマラでの新型コロナウィルス感染拡大の現状や、両国間の出入国における制限措置等の状況を考慮した結果、受講者皆さま及び講師の安全を第一に考え、誠に残念ではありますが講座開催は難しいとの判断に至り、中止を決定いたしました。2020/7/2

メキシコ、イダルゴ州、テナンゴ・デ・ドリア村で腰機で織られている「直角織」を製織します。
直角織(仮称)はメキシコ中西部イダルゴ州、プエブラ州のナウア族、オトミ族等が民族衣装として着用しているケチケミトル(Quechquemitl)「台形の肩掛(ケープ)」の製織になされる。織機としては平織の腰機であるが、途中より経糸の一部を意図的に端から順次切断して緯糸に変化させ製織する非常に特殊な織物です。
直角織は仮称で、日本語の正式名称はない。一番最初の経糸が緯糸になる角度が90度であることから直角織の呼称がつけられたと思われる。英語ではSharped Weave・Curved Weave、スペイン語ではTejido de faja en curuvaと呼ばれています。

※この講座はバックストラップ基礎編を修了された方が対象です。

カテゴリー: ビギナーズ講座、織り講座
日程 2020年8月24日(月) 〜 2020年8月27日(木)
時間10:00 〜 16:00
受講料53,000円(税抜)
定員20名(最小開講人数 5名)
申込締切2020年7月22日(水)

1日目 オリエンテーション・整経・機掛け
2日目 織り出し(変則平織製織)・直角織部製織準備
3日目 直角織部製織
4日目 織終い・腰機の分解収納・織端処理
 講師 : 京田誠

大阪芸術大学・染織専攻を卒業後、インド、中近東、中南米、東南アジアの民族染織を訪ねる旅の途中でグァテマラ、メキシコ各地の先住民から多様な腰機織技法を学び、以後マヤの民族染織、腰機技法の紹介と作品の創作を続けている。1996年よりグァテマラのアンティグ市在住。

戻る