行事・イベント

軽野裕子さん紙糸レクチャー

IMG_9468blog
5月26日、伝統的な製法で作られた日本の和紙(生紙)から糸を作り染織されている
軽野裕子さんに、生紙(日本の和紙)が出来るまでのスライドレクチャーと、
その生紙から糸を作るまでの工程を実演を通して見せていただきました。

IMG_9486blog2
本科生の他留学生4名も参加し、特に専攻科生は先日の授業で、5mm幅の紙糸制作から
紙布製織までを経験済みでしたので、軽野さんの2mm幅!!で切った紙から出来る
繊細でふっくらした糸の美しさに驚いていました。

紙糸blog3
尚、昨年出版された「生紙と紙糸」3,000円は、スクールで取り扱っています。
ギャラリー啓さんでも購入できますよ。

2013年度川島テキスタイルスクール修了展のおしらせ

2013年度修了展2013年度修了展裏

今年の修了展は3月5日(水)~9日(日)まで京都市美術館にて開催します。
本科(1年次)専攻科(2年次)創作科(3年次)技術研修科、留学生の作品を展示致します。
ぜひお越し下さい。

川島テキスタイルスクール修了展
2014年3月5日(水)-3月9日(日) 9:00-17:00
京都市美術館
入場無料

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI

rosakasuri

留学生のローサさんが、デンマーク人の視点から見た絣をテーマにしたワークショップをします。
来週土曜日です。ぜひご参加ください!

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI
織りのワークショップ 2013年12月7日 2時-5時

織りのワークショップ、EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI はデンマーク人の視点から見た
日本の織技法、絣をテーマにしています。

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURIは日本での滞在経験から生まれました。
ここで体験した素晴らしい異文化の出会いの、テキスタイルを使った解釈です。

ワークショップでは私が作った枠機を使い、小さな絣の作品を作ります (15x22cm) 。
皆さんの作品はプロジェクトについての本とともに、2014年3月に開催される
川島テキスタイルスクール修了制作展(京都市美術館)で展示します。
ご希望の方には展示終了後に作品をお返しします。

織り経験は問いません。参加費は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
ワークショップは英語と日本語で行います。

ご連絡お待ちしています。お問い合わせ、お申し込み: rosa.tolnovclausen”at”gmail.com

3F Project Room
〒604-8101京都市中京区柳馬場御池下ル柳八幡町75-6TNCビル3F, KMFA
www.3-gai.com

ダマスク織り 菊池加代子氏


四条河原町下がるGALLERYGALLERYで、明日15日まで個展をされている菊池加代子氏にダマスク織の作品を見せて頂きながらその技法や歴史について伺いました。中国でシルクの美しい光沢を表現する方法としてサテン(繻子織)が生まれ、さらに空引き機の紋織りがヨーロッパに渡り、ローマ時代にはシリアのダマスカスで盛んに織られ、それが北欧に伝わりダマスク織と呼ばれるようになったそうです。幅いっぱいの柄が自由に出せ、コンピュータージャガード織機に比べ、素材の可能性を工夫でき、織っている時の実感=楽しみが残っていてなかなか魅力的な織物が作れます。菊池氏の作品は、緯糸に金属棒や和紙を使い、シルク、リネン、コットン等の糸にもこだわりのある現代的なダマスク織です。ダマスク織り機がなくてもできる方法も教えて頂き、学生ばかりでなくktsスタッフもとても学ぶ事の多い一日でした。