ワークショップ

【重要】ワークショップ延期日程または中止決定のお知らせ

2020年2月28日(金)にお知らせしていました*、ワークショップ延期または中止内容が決定いたしましたのでお知らせいたします。変更内容は下記の通りとなっております。

*参照ページ:【重要】新型コロナウイルス感染症拡大に伴う修了展およびワークショップ延期または中止のお知らせ

 —対象講座———————————–
 手織り布の縮絨        3月5日(木)-7日(土) → 7月1日(水)-3日(金)
 二部式帯で楽しむ「和の装い」 3月6日(金)-7日(土) → 中止(5月に同内容講座あり)
 天然染色データ作成 絹    3月9日(月)-10日(火) → 7月4日(火)-15日(水)
 天然染色データ作成 綿    3月11日(水)-12日(木) → 7月16日(木)-17日(金)
 染色基礎           4月13日(月)-15日(水) → 中止(10月に同内容講座あり)
 枠機綴織 小さなタペストリー 4月16日(木)-18日(土) → 9月24日(木)-26日(土)
 4枚綜絖でできるラグ織り   4月20日(月)-24日(金) → 11月24日(火)-28日(土)
 和紙で糸をつくる       4月23日(木)-24日(金) → 5月28日(木)-29日(金)
 ———————————————
 すでに講座お申し込みされている方へは順次ご連絡させていただいております。
 また、こちらからもご確認いただけます。→ワークショップ一覧ページ

今後の状況により変更する可能性があります。
変更事項はホームページにてお知らせいたします。
皆様にはご迷惑とご不便をおかけいたしますが、
ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご不明な点はコンタクトフォームよりお問い合わせください。

2020.2.29現在

【重要】新型コロナウイルス感染症拡大に伴う修了展およびワークショップ延期または中止のお知らせ

川島テキスタイルスクールでは新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、来場者、受講者、学生およびスタッフの健康安全を第一に考え、2020年4月30日(木)までに開催予定の当スクール主催のイベントにつきましては、延期または中止とさせていただく決定をしました。下記の通り対応を実施いたします。

1. 川島テキスタイルスクール修了展(2020年3月4日(水)-8日(日))を延期することといたしました。 →2020.6.18更新

 延期の日程につきましては現在調整しております。決定しましたらホームページにてお知らせいたします。

2. 2020年4月30(木)までに終了予定のワークショップを延期または中止することといたしました。
2020.5.11追加 【重要】ワークショップ4-5月講座延期または中止のお知らせ
2020.5.18追加【重要】ワークショップ講座再開のお知らせとご協力のお願い

 —対象講座———————————–
 手織り布の縮絨        2020年3月5日(木)-7日(土)
 二部式帯で楽しむ「和の装い」 2020年3月6日(金)-7日(土)
 天然染色データ作成 絹    2020年3月9日(月)-10日(火)
 天然染色データ作成 綿    2020年3月11日(水)-12日(木)
 染色基礎           2020年4月13日(月)-15日(水)
 枠機綴織 小さなタペストリー 2020年4月16日(木)-18日(土)
 4枚綜絖でできるラグ織り   2020年4月20日(月)-24日(金)
 和紙で糸をつくる      2020年4月23日(木)-24日(金)
 ———————————————
 延期の日程につきましては現在調整しております。
 また、すでに講座お申し込みされている方へは順次ご連絡させていただいております。

上記の対応についての決定・変更事項はホームページにてお知らせいたします 2020.2.29更新

皆様にはご迷惑とご不便をおかけいたしますが、
ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

In response to the coronavirus (COVID-19) outbreak, we have decided to postpone or cancel events scheduled until April 30 (Thu.) to ensure the health and safety of visitors, students, and staff.

1. The Kawashima Textile School Graduate Exhibition (March 4 (Wed.)-8 (Sun.)) will be postponed.

The rescheduled dates will be announced on our website.

2. Workshops scheduled until April 30 (Thu.) will be postponed or cancelled.

Any decisions and changes regarding the above will be announced on our website. We sincerely apologize for the inconvenience, and ask for your understanding and cooperation.

2020.2.28現在

2020ワークショップパンフレット完成しました!

お待たせしておりました、2020年度ワークショップのパンフレットが完成しました!

2020年2月3日(月) 9:00-
上記日時より、当サイト内ワークショップページにてスケジュール公開・申し込み受付を開始いたします。

さっそく4月開講(3月申込締切)の講座もあります。皆様のお申し込みをお待ちしています。

なお、申込締切日(昨年より早くなっております)や申込み手続きについて(キャンセル規定・お支払い手数料等)昨年度より変更させていただいた箇所がありますのでお申し込みの際は、詳細をご確認のうえお申し込みください。

資料請求はお問い合わせフォームまたは、下記へご連絡ください。
TEL:075-741-3151 FAX:075-741-2107

織物がわかる5日間を受講して

8月開講のワークショップ「組織がわかる5日間」に参加しての声を広島県・笹村さんからいただきました。

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1年ほど織と染めを学んだ私ですが、織る楽しみは知っているものの、織り始めるまでの準備は骨が折れると実感。
今回、縁あって知り合いよりルクルークの機を譲ってもらいました。
しかしながら今まで使った高機とは全く異なるので、まずは機の使い方を知りたいと思い、この講座を申し込みました。

初心者向けの講座ということもあって、機道具の説明からタイアップ、経糸の準備までの工程を1つ1つ丁寧に教えていただき、今まで織りに持っていた苦手意識や疑問も解けました。
使う糸もやや太めなので、50代の私でも綜絖通しがスムーズに。
そしてこの機なら、自宅で1人でも準備からできるという自信がつきました。
先生に気軽に質問でき、他の生徒さんとも教え合ったりと、講座は和気藹々とした雰囲気。
テキストをもとに基本的な講義もあり、ついにはドラフト図(組織図)もわかるようになりました。
最後の自由作品制作ではランチョンマット2枚を作りました。

自宅が広島なので寮を利用しましたが、浴室もゆったり、食堂の食事もおいしく快適に過ごせました。
ランドリーにはアイロンもあり、おかげで少ない着替えでもやり過ごせました。
家に戻ったらもう一度同じ糸で織りたいと、講座で使った糸やシャトル、筬立てを校内で購入できたのもよかったです。
できれば今後も、毎年1回は何らかの講座でまたここを訪れたいと考えています。

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こちらの講座は、手織りを始めたい方、機の使い方を学びたい方、ブランクがある方などにおすすめの講座です。
次回は2月4日(火)から開講しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

紗と絽 専攻科 小郷晴子

小田芽羅先生による「竹糸で織る紗のストールと絽のランチョンマット」4日間のワークショップに参加しました。
口頭だけでは、どの様に織られているのか、理解する事が難しい仕組みでした。
ワークショップでは、機掛けから織りまで丁寧に教えて頂き、基本的な紗と絽の織りを理解する事が出来ました。
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出来上がった紗のストール

紗と絽を織る際にポイントとなるのが、綜絖と筬の間に仕掛ける、経糸を捩(もじ)る仕組みの半綜絖です。
半綜絖用のふるえは、経糸総本数の半本数、糸を輪っか状にはた結びし作りました。結ぶ際に、輪の大きさを揃えなければ、開口の揃い方にも影響するのですが、はた結びが苦手なので難しく、器用さが必要だと思いました。
今回、ふるえ用に使用したのは、綿100%のカタン糸で丈夫な糸だそうです。

紗のストールに使用した竹糸は、シルクの様なコットンの様な・・・、不思議な肌触りです。
竹の繊維を撚った単糸を6〜8本撚り合わせてある竹糸を使用したので、カタン糸に負けない強度があり、切れる心配が無く、整経も織りも進めやすい糸でした。

半綜絖は、開口があまり良くない為、開口のより良い天秤機を使用しました。けれども、半綜絖の開口は良くは無いので、注意してシャトルを通さなければならず、織り上がってから見直してみると、経糸の浮いてしまった箇所が有り残念に思います。捩り部分には隙間が出来、進められるスピードが速いので、気持ち良く織ることができます。
隙間が多く、紗や絽にしか無い、独特な風合いと、軽やかな仕上がりになりました。
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左:紗 右:絽

今回のワークショップは、5人の織り経験のある方々と一緒に教えて頂きました。
織りの基本は同じだけれど、少しずつ違った方法を、お互いに見聞きしました。
ワークショップに参加する度に、より良い方法を見出す事が出来、学べる事が多いです。

2018年度ワークショップパンフレット

2018年度ワークショップのパンフレットが出来上がりました!

2018WSパンフ

表紙は新しい講座「ブンデンローゼンゴンのタペストリー」9月開催予定です。
その他新しい講座を含め32講座をご用意してます。

さっそく4月より開講の講座もあります。
人気の講座は早い段階で定員になりますので、お早めにご応募ください!

ホームページ内、2018年度ワークショップ一覧ページからもご覧になれます。

資料請求はお問い合わせフォームまたは、下記へご連絡ください。
TEL:075-741-3151 FAX:075-741-2107

組織がわかる5日間を受講して

10月開講のワークショップ「組織がわかる5日間」に参加しての声を京都府・藤安さんからいただきました。

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今まで高校・大学と染織、特に織について学んできました。
とはいえそれは主に”表現のための技法”であり、在学中は組織そのものへの興味関心を深めていく余裕はありませんでした。
そのため今回は、休学の期間を利用してワークショップを受講しました。

5日間という濃密なスケジュールの中で一心に糸と向き合う時間は程よくハードで心地よく、
常に手を動かすことに没頭できました。
また数種の模様を織り出すため、その都度綜絖通し・筬通し・タイアップ…と工程を繰り返すことにより、
徐々に身体が作業に馴染んでいくのを実感しました。
時にはタイアップを間違えて織り出してしまうこともありましたが、それによってまた新たな発見があり、より組織の面白さを感じられました。

担当の先生のご指導はとてもわかりやすく丁寧で、私がこれまで何気なくしていた工程も、
そうする理由や、もっと丁寧で合理的な方法など、今までを見つめ直し、より良い作品づくりへと繋がりました。
スクールの設備や道具も充実していて、同じ織のフロアには様々な種類の織機や道具が揃っており、
担当の先生が私の興味や疑問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
他にも先生からは個人的に興味を抱いていることに関するお話もでき、今後のためになることを多く教えていただきました。
また一緒に受講していた方々は環境こそばらばらでしたが、皆さん”織が好き”という共通点で話が弾み、
学生の私にとっては今までとは違った視点での会話ができ、とても良い刺激になりました。

まだまだ道半ばで色々なものに興味が尽きません。
この先もずっと手を動かし続けながら、色んな場所で色んなものを見て勉強していく日々です。
今回は素晴らしい環境と周りの方々のお陰で本当に有意義な5日間を過ごすことができ、心から感謝しております。
このワークショップで学んだことを糧に、これからも励んでまいります。

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「組織がわかる5日間」次年度も開講を予定しております。
是非ご参加の程、お待ちしております。