スウェーデン留学記3 創作科 沼澤瑠菜

専門コース3年目の創作科では、希望者は選考を受けた上で、提携校であるスウェーデンのテキスタイルの伝統校 Handarbetets Vänner Skola(HV Skola)へ3ヶ月の交換留学をすることができます。

8月からの3カ月間、留学していた沼澤瑠菜さんの3回目の現地報告です。沼澤さんは11月まで、ダマスク織りや刺繍などの授業に参加しました。


10月は風が強い日はとても寒く、なんと中旬には朝に雪が降りました!みんな雪が降るのは早すぎると言っていました。

刺繍の授業では基礎が終わった後に1m×1mの制作に取り組みました。セーデルマルムの丘を登る途中で見た、赤い外壁の家が印象的な景色を作品にしました。元々染まっている布と自分で染めた布をパズルのように組み合わせて繋ぎ縫い合わせました。染色室で染めるスペースがなかったため、キッチンで染めたのは新鮮で面白かったです。布が引っ張られて波打ってしまったところにアイロンを当てると真っ直ぐになりました。ウールは柔軟性があるとカタリーナ先生が言っていましたが、本当に綺麗にうねりが消えたので驚きました。

ウプサラ大聖堂

刺繍の授業が終わった後、個人プロジェクトの他、drawn thread work という技法の刺繍の練習をしたり、授業で市庁舎やウプサラを訪れました。テキスタイルを通してスウェーデンの歴史を知ることはとても興味深いものでした。

個人プロジェクトではRipsmatta(リップ(畝)のあるマット)を制作し始めました。参考にした本が古いからなのか分からないですが、WeavePoint(織物組織ソフト)で入力したら全く違う柄になったため図案を描く作業をしました。整経台や機がスクールの物と違うので、いつもより時間がかかったり間違えたりしていますが、その失敗も楽しんで制作できたら良いなと思っています。

Lussebullar

授業外では、アパートで一緒に住んでいる方達とスウェーデン料理(Raggmunk)やシナモンロール、12月のルシアの日に食べる伝統的なパン(Lussebullar)を作りました。一緒に料理をして食事をすることがとても楽しく、良い時間だったなと改めて思います。日本に帰ったら家族や友人と作ろうと思います!

他には、クラスメイトの家に遊びに行ったり、ギャラリーを一緒に見に行ったりする機会があり、仲が深まったような気がして嬉しかったです。正直なところスウェーデンでやりたいことがまだまだ沢山あって、慣れた頃に帰国するのが残念ですが、残りの留学生活悔いのないように活動したいです!