ノッティングで動物ラグ  愛知県 柴田和美さん

色んな事が一段落した時、前からやってみたかった”織り”を習いたいと思い立ちネット検索。
ここは初心者の私にもキッチリと教えてくれるかも・・・。
そう感じてまずは、『はじめての織り』を受講しました。
「思い切って習いに来てよかった〜。」各県から受講していた皆さんも同じ感想でした。

その際、ワークショップ講座説明があり、「ノッティングで動物ラグの講座は、つづれ機を使用し動物をテーマに織ります。デザイン・色は自由です。」と伺い、「おもしろそう!作りたい!」と思い受講しました。
初めてのノッティングでしたが、先生にはやさしく、わかりやすく教えていただき充実した楽しい時間を過ごせました。初めは”つづれ織り””ノッティング”・・?でしたが、自分で織ってみてこそ納得出来るのかも。
織物をもっともっと知りたくなりました。
IMG_86643

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI

rosakasuri

留学生のローサさんが、デンマーク人の視点から見た絣をテーマにしたワークショップをします。
来週土曜日です。ぜひご参加ください!

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI
織りのワークショップ 2013年12月7日 2時-5時

織りのワークショップ、EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURI はデンマーク人の視点から見た
日本の織技法、絣をテーマにしています。

EVERYTHING I KNOW ABOUT KASURIは日本での滞在経験から生まれました。
ここで体験した素晴らしい異文化の出会いの、テキスタイルを使った解釈です。

ワークショップでは私が作った枠機を使い、小さな絣の作品を作ります (15x22cm) 。
皆さんの作品はプロジェクトについての本とともに、2014年3月に開催される
川島テキスタイルスクール修了制作展(京都市美術館)で展示します。
ご希望の方には展示終了後に作品をお返しします。

織り経験は問いません。参加費は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
ワークショップは英語と日本語で行います。

ご連絡お待ちしています。お問い合わせ、お申し込み: rosa.tolnovclausen”at”gmail.com

3F Project Room
〒604-8101京都市中京区柳馬場御池下ル柳八幡町75-6TNCビル3F, KMFA
www.3-gai.com

「絣のクッションカバー」 本科 清水

絣の技法を使ってクッションカバーを作りました。
絣は世界中にある、伝統的な染織技法のひとつで、
日本にも江戸時代後期頃から作られるようになった歴史的な技法です。

織りには経糸と緯糸があり、それらの糸が組合わさる事で織物の面が出来ていきます。
絣では織り始める前に、予めそれらの糸を防染する事で模様を付けてから織ります。
織り上がると、経糸と緯糸が少しずつずれていき、プリントとはまた違った模様が仕上がりになります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
今回は、経絣と緯絣からなる模様2種類から各自好きな方を選び、絣織りの技法を学びました。
経糸の絣は緯糸と比べ、特に織るまでの準備工程が大事になります。
日頃から気をつけなくてはならない、整経時のテンションや、織物設計自体の重要性を再認識しました。
そして、経糸に緯糸を通すことで絣模様が面になっていく喜びも大きかったです。

世界中にある歴史的な絣は各地域、文化ごとに、まったく異なったデザインと色彩をしています。
また、現在の日本では現代的なプロダクトデザインから伝統的な着物まで様々な用途に用いられているなど、
大変奥の深い技法でした。

「天秤式織機による組織織り」 本科 中村ひとみ

IMG89362

天秤式織機でスカーフと組織のサンプルを制作しました。
はじめに天秤機の特徴や仕組みを学ぶ為に、ストールを織りました。
このストールは2種類の太さの異なる糸と組織で織ることによって、
縮みの表情が出来るというものでした。

早速私たちはストールを織るために織り準備に取りかかりました。
今回は柞蚕糸カベ糸というとても細く絡みやすい糸を使ったので、
ひとつひとつの工程を慎重に進めていきました。
織り準備もあと一歩というところで私たちを待ち受けていたのが、タイアップです。
8枚綜絖、10本の踏み木を使用するためタイアップはなんと80本繋ぐ必要がありました。
織機の下に潜ってひたすらタイアップをしたのですが、踏み木の高さやコードの張り具合など、
気をつけなければならない事が多く苦戦しました。
80本を繋ぎ終え、先生と一緒にきちんと開口がうまく出来ているか確認をしました。
この時点で開口がきれいに開かない場合は、再びタイアップの調節をします。
きれいな織物を作るためには織り準備を丁寧にきちんとやらなければいけないのだと再び実感しました。
ようやく織り出したときはほっとし、織ることがとても楽しくあっという間に織り上がりました。
端をミシンで縫ってほつれ止めをした後、湯通しをして仕上げました。
お湯からスカーフを取り出すと糸の効果が出てかなり縮んでいたので、驚きました。
これから秋も深まってくるので、首元のおしゃれとして使っていきたいなと思います。

後半の授業は組織サンプルをひとり9枚織りました。
タイアップ替えもだんだんスムーズに出来るようになってきて嬉しかったです。
このサンプル制作では、天秤式の特徴である複雑な組織でも効率よく織ることが出来るということを学びました。
蜂巣織りや二重織りなどの組織は一見とても難しそうなのですが、足の踏み順も素直なので、
思っていたよりもずっと織りやすく楽しかったです。
きれいに織り上がったサンプルは各自きちんとファイリングしました。tennbinnblogIMG_89471

はじめての天秤式織機ということで戸惑ったりすることもありましたが、
丁寧に作業していくことの大切さや機の仕組みをしっかり理解することの大事さを実感することができました。
これから様々な制作を行っていくなかでも、このような気持ちを忘れず取り組んでいきたいと思いました。

KTS開校40周年記念特別販売会のおしらせ

川島テキスタイルスクールが開校し今年で40周年を迎える運びとなりました。
これもひとえに皆様の絶大なご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
そこで、皆様に感謝の意をこめまして下記内容で織機、機料、糸などの商品を
数量限定ですが40周年記念として特別に販売いたします。
開催期間:2013年10月1日(火)-11月30日(土)

商品内容:

織機(カナダ・ルクルーク社製)4機種
・COMPACT 60cm 4枚綜絖 定価¥183,000 → ¥155,550
・COMPACT 60cm 8枚綜絖 定価¥238,000 → ¥214,200
・ARTISAT 90cm 4枚綜絖 定価¥274,000 → ¥246,600
・ARTISAT 90cm 8枚綜絖 定価¥335,000 → ¥301,500

ARTISAT 90cm 4枚綜絖

機料品
・フリンジツイスター4連   定価¥3,850 → ¥3460 40ヶ限定
・シャトル2色        定価¥7,400 → ¥5920 10本限定
・ハンドスピンドル      定価¥4,550 → ¥3640 15本限定
・タペストリーボビン19cm  定価¥910  → ¥730  10本限定
・回転整経台1.8m/周    定価41,000 → ¥32,800 2台限定
・回転整経台3.7m/周    定価99,900 → ¥32,800 1台限定
・西陣スクイ中杼20cm     定価¥2,200 → ¥1,980 40本限定

織糸
・生糸21/5×2   通常¥13,000/kg →¥5,250/kg
・英国MIX羊毛・綿スライバー(100g/袋)おまかせパック(5袋)
          ¥600-800/袋 → ¥1000/5袋 在庫限り
・WOOL紡毛2/5.5染糸 全84色 400g前後/カセ   定価より10%OFF
・BSF2/10染糸 全80色 250g前後/カセ       定価より10%OFF
・COTTON10/5染糸 全41色 100g/カセ      定価より10%OFF

ご注文・お問い合わせ方法につきましては
FAXまたはお問い合わせフォームよりお願いします。
電話の場合大変混み合いますので、ご理解のほどご協力お願いいたします。
当方より連絡させていただきます。

基礎織り2「綿のディッシュクロス」 本科 近藤加奈


7月19日から26日までディッシュクロスを制作しました。
使用した糸は綿のコーマ糸で、触るとサラサラとしていました。
緯糸を染色し、糸量計算、糸繰り、整経と織るための準備を進めてゆきます。
今回は4月の基礎織りの復習でもありました。
たった数ヶ月前の実習の事でも手順を忘れていて、
そのたびにテキストや自分のノートを確認して作業を進めました。


準備が終わればいよいよ織り始めます。
事前に配られたドラフト図の中から自分の好きな組織を選び、
綜絖の通し順を2度変えて6枚のディッシュクロスを織ります。
緯糸の密度は1cmに8本ですが、選んだ組織によっては糸が入りやすいので
框を打ち込む時の力加減が難しかったです。
私は目標の6枚が織りあがり、時間と経糸に余裕があったので
2枚多く織ることが出来ました。
1枚は配られたドラフト図の中から選び、もう一つは自分で組織を考えて織りました。
 
機からおろしたら、ディッシュクロスの端になる平織り部分を切り離して折り返し、
ミシンを掛ければ完成です。家に持ち帰り、使い心地を確かめようと思います。
実習を終えて、改めて各手順の意味や大切さを学ぶことができました。
自身の新たな課題も発見できたので、今後の制作にいかしたいです。

織実習「綴織(つづれおり)」 本科 水野友美

○自由作品

初回の授業で綴(つづれ)の基礎織りサンプルを先生に見せられた時は、
喜びと不安が同時に生じました。
これをこのスケジュール(2週間程)で織ります、と淡々と説明する先生。
こっちは綴織という言葉を聞いたのも初めてだ。
これを私が織れるのか、でも織れたらすごい。
いや、その前に心が折れるかもしれない、と悶々としながら
糸の色を決めていたのを覚えています。


そんな感情がやる気に変わったのは実際に織り始めてからでした。
綴織は経糸にたこ糸を使用し、経糸が見えないように緯糸で織り埋めていきます。
爪と櫛を使って織っていく方法は織物初心者の自分にとっては随分衝撃的でした。
初めの頃、櫛で緯糸を詰める時の力の入れ方が分からず、
櫛が手からすっぽ抜けて口にぶつかり流血したのもいい思い出です。

サンプルを2枚織って綴の基本技法を学んだら、今度は自由作品を織ります。
ちょうどサンプルの織り終わりに近づく頃、川島織物の織物文化館の見学に行きました。
そこで絵を織ることのできる織物・綴織の神髄を見たことで、
自分の自由作品も絵を忠実に再現することを目標にしようと決めました。

○原画
○織下絵

自由作品では普段主役になることは少ないカスミソウを主役にしたことで、
織り始める前から繊細な花と線との格闘となりました(自業自得なのですが…)。
絵筆のタッチや花弁の細かな部分も忠実に表現するために、
下絵は細かすぎるくらい細部までトレースしました。
また、その細い茎や絵筆のタッチをボカシで表現する為に、
先生と相談して下絵は原画を横向きにして織る事にしました。
それが功を奏したのか、実際織ると何度もその下絵に挫折しそうになりましたが、
目標としていた絵筆の表現や、花弁の繊細さなどを無事再現できたと思います。

今回の作品を振り返ってみると、一番の胆は試織であるということです。
頭の中の織りのイメージを様々な糸を組み合わせて
具現化させていく作業は最も心が躍りました。
無限に近い杢糸の組み合わせから、試織したなかで決定を重ねていく。
また、現実的な作業時間との兼ね合いもここで見えてくる。
これはこれから先、何をするにしてもとても大切なことであると実感しています。