スクールをつづる

スクールをつづる 3

創立47年の歩みをたぐり寄せながら、現在のスクールのことをご紹介する全8回シリーズ。

どこにあるの?

Drawing: Hannah Waldron


京都市の北部、市原(左京区)にあります。
市内でも豊かな自然が残る地域で、施設は(株)川島織物セルコン本社市原事業所に隣接しています。

周辺は水源に恵まれ、鞍馬川の清流から染めに必要な水量を得られる環境。
かつ空気が澄んでいて、広大な土地が確保できることから、
本社が1964年に西陣から移転し、工場を新設しました。
土地に調和しながら、織物の技術と文化の新たな流れを築く中で、
教育の場として、国内外に広く門戸を開く川島テキスタイルスクールが存在しています。

山一つ越えると京都の奥座敷と呼ばれる鞍馬や貴船があり、美しい渓谷や透き通った川、山々が連なります。
京都駅から公共交通機関で1時間程度の距離で、古都の歴史・伝統・文化などの魅力を探訪する機会も豊富です。



Hannah Waldron
ハンナ・ワードロンさんはイギリス在住のアーティスト、デザイナーです。
2019年の春に、スクールで絣を学びました。


スクールをつづる 1 学校のなりたちは?
スクールをつづる 2 どんな学校?

スクールをつづる 2

創立47年の歩みをたぐり寄せながら、現在のスクールのことをご紹介する全8回シリーズ。

どんな学校?

織実習 綴

手織りを主体に染織を教える学校です。
設立から47年、独自のスタイルで歩み続けています。

少人数制で、実習を中心とした密度の高い授業が特長。
確かな技術と表現力を基盤に、一人ひとりが持っているセンスを生かして創造性を高め、
美しい織物を作ることを大切にしています。

国内外から様々な世代の、織物を学びたい意欲のある人たちが集います。


スクールをつづる 1 学校のなりたちは?

スクールをつづる 1

川島テキスタイルスクール(KTS)をシリーズで紹介していきます。
まずは「スクールをつづる」編として、学校のなりたちから、コースや授業内容など、
創立47年の歩みをたぐり寄せながら、現在のスクールのことを8回にわたりお届けします。

学校のなりたちは?

玄関 1973年
アトリエ 1973年

はじまりは1973年。 (株)川島織物(現・川島織物セルコン)が創業130周年の記念事業として開校しました。
大量生産・大量消費の経済社会の中、人々が生活を見直し、心の豊かさを求めて価値観が変わりゆく時代。

織物はカーテンをはじめとする室内装飾やタオルなどの雑貨、衣類といったように暮らしのそばにあるもの。
身近にある織物なら、暮らしと物との丁寧な関係を結び、さらに織物を通じて国際的な関係をつなぐことができるのではないか。
そんな背景から誕生しました。